盛り上がる日本ワイン、甲州葡萄No.1 ワイナリーを目指す「盛田甲州ワイナリー」を訪ねました。

実直に手を抜かずにつくる

盛田甲州ワイナリーで、ワインの醸造に携わって約30年。製造マネージャーの矢崎さんにもお話を伺いました。
製造マネージャーの矢崎さん
青田 普段のワイン造りの中で、こだわっている部分、気を使っている部分など、お聞かせ下さい。

矢崎 社名に「甲州」と入っているように、甲州種については、ナンバーワンになりたいと思っています。当社の契約農家さんは、もう30年以上のお付き合いのある優秀な農家さんがほとんどですので、そこで作られた「よい葡萄」と、酵母の持つポテンシャルを醸造の過程でいかに100パーセント引き出せるか、というのが我々の仕事です。そのためには、当たり前のようですが、最後の最後まで手を抜かず、実直につくる、ということが重要ですね。

青田 ワイン造りの楽しさとは?

矢崎 そうですね、やはり、お客様に「おいしい」と言って頂いたときですね。そこがすべてだと思います。

テーブルワインとヴィンテージワインはどう違う?

ワイン選びは、種類がたくさんあって難しい……。そんな方のために、井上工場長がワインの楽しみ方のコツを教えて下さいました。
井上 当社でもそうですが、ワインには通常、二種類の製品ラインがあります。ひとつは、どの年に飲んでもいつも同じ味がするように作るテーブルワインです。これは色んなテクニックをつかって毎年同じ味になるように、そして大量に作ります。そのためラベルにビンテージを謳うこともないし、気軽に手軽にデイリーで飲んで欲しいものです。
もう一つは、収穫年(ヴィンテージ)を特定して、さらには産地や畑、生産者まで明かしながら作る、こだわりのワインです。これはその年その年で特徴が違います。なので、その特徴の違いを楽しんでもらいたいワインなんです。その年の出来がわるいこともありますが、当社の場合ですと、ある一定のレベルに達することができない年は、出荷せず飛ばしてしまいます。ですので、年代を追って順に飲んでいこうと思っても、どうしても欠番がでてしまいますね。

ワインは本来、造り手とお客様が近いものだったと思います。あの畑で、あの人が作ったぶどうのワインだから飲みたい、買いたい、というようなことが始まりだったんじゃないでしょうか。ビンテージや産地をうたったワインはそういう性格のもので、その年の、その土地の葡萄のキャラクターを味わう感覚で楽しんでいただきたいです。
年々、国際的な評価も高まる、ニッポンのワイン。この秋の家飲みは、日本ワインでキマリ!ですね。

※記事の情報は2017年11月8日時点のものです。

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