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アルコール自体にカロリーはある?〈老けない人は何を飲んでいる?④〉

飲み過ぎればアルコールそのものから体脂肪が作られる

アルコールは気体になりやすい性質があるため、その一部は代謝を受けずに呼気や尿からそのまま排泄されます。残りのアルコールの大部分は肝臓で代謝され、カラダにとって有害なアセトアルデヒドに変わり、摂取したアルコール全体の約30%のエネルギーは、この時に使われています。そしてアセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水酵素により酢酸となります。酢酸は、クエン酸回路というエネルギーをつくる回路で、二酸化炭素と水に分解され、アルコールは無毒化されます。この過程において、アルコール全体の約70%のエネルギーが消費されます。つまり、適量のお酒であれば、肝臓でのアルコール代謝が円滑にすすみ、アルコールのエネルギーはすべて使われると考えられているのです。

ところが、適量を超えた多量の飲酒になると、アルコール代謝が効率よく働かず、アルコールの代謝過程で生成された酢酸は、二酸化炭素と水に分解されずに、中性脂肪がつくられるように代謝の過程が変わってしまいます。そうなれば、血中に中性脂肪があふれ、体脂肪となっていく可能性が高くなります。

ましてお酒を飲むときは、揚げモノなどの美味しいおつまみも一緒に食べますので、お酒は食欲を増進させ、おつまみは飲酒を増進させ、体脂肪蓄積への果てしないスパイラルに陥ってしまいます。

これから忘年会シーズンの突入です。食べすぎ、飲みすぎに注意して健やかにお過ごしください。


※記事の情報は2017年11月9日時点のものです。

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