イタリア人の食卓訪問! マンマの家飲みおもてなし(1)

ライター:京藤好男京藤好男

もてなし上手なマンマの秘訣

リピエーネが焼けるまでの間、マンマに聞いてみました。「どうして、いつもそんなに落ち着いて、急な来客でもおもてなしできるの?」と。

すると、「お客さん来るの、好きだから」。

なんとシンプル。そんな包容力が素敵だ。さらに、それだけではなかった。

「いつ来客があってもいいように、レシピを用意してあるのよ」と。この日、特別に秘蔵の虎の巻を見せてくれた。それがこちら。

 
なんと、すべて手書きです。人知れず、こんな努力を
なんと、すべて手書きです。人知れず、こんな努力を。こんなものを見たら、リピエーネをいただくとき、もう涙で味がわからなくなりそうです。

ウルウルしていると、

「それより、早くワインを開けましょ」

あっけらかんとマンマ、飲む気、満々。

 
エレナさんが、日本で見つけたお気に入りの白ワインをチョイス
エレナさんが、日本で見つけたお気に入りの白ワインをチョイスしてくれた。

「このリピエーネには、白でも、赤でも合わせられるわ。白ならば、果実味のあるしっかりしたものがいいわね。今回はシチリア産の白。南のワインはブドウがしっかり熟しているから、軽めでフルーティー、でもコクがある。それに安いのよ」と、ワインのアドバイスもいただいた。日常のテーブルワインの中から、より適切で、良質なものを選んでくれるところが、さすがだ。

そんなことに感激していると、さあ、リピエーネもでき上がったようだ。ちょっと焦げたモッツァレッラとパン粉が、実にいい香り。

 
Alla salute! [アッラ サルーテ]「健康を祝して」
Alla salute! [アッラ サルーテ]「健康を祝して」

Buon appetito! [ボナッペティート]「たくさん召し上がれ」

久しぶりのマンマの料理に、すっかりイタリアに戻った気分の僕。懐かしい話題で盛り上がり、幸せいっぱいです。

そんな素敵なマンマのレシピは、次回も続きます。お楽しみに!

 

記事の情報は2018年1月9日現在のものです。

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