まずはサラダで女子のハートを掴みます

ではいよいよ、調理開始。この日のランチには3品を用意してくれました。まずは前菜の「イカとセロリのブラックオリーブ・サラダ」。材料(4人分)は次の通り。
材料は次の通り。

材料

  • イカ 2杯
  • ニンジン 1本
  • セロリ 1茎
  • 黒オリーブ(種なし) 100g
  • イタリアン・パセリ 1パック
  • レモン 1/2個
  • ニンニク 1かけ
  • エクストラ・バージン・オリーブオイル 適量
  • 塩、コショウ 適量
まずはイカをきれいに洗います。この日は時間短縮のため、切り身のイカを買ってきましたが、丸ごと捌くときには身は輪切りに。下足の部分は細かめに、食べやすい大きさに切ってください。下の写真をご参考に。
下足の部分は細かめに、食べやすい大きさに切ってください。
マッテオ「イカは好きですか?」
リサ「はい。父がよく釣りに行くので、魚介類は何でもよく食べます」
マッテオ「イタリアでは、このサラダ、タコで作るよ」
リサ「ああ、タコでも合いそう」
マッテオ「イタリアでは、タコは丸ごと買ってくるよ。生きてるやつ。日本ではだいたいタコは茹でて、切った形で売ってるでしょ。それ、このサラダにはよくない。だからイカで作るの」
リサ「なるほど。イタリアでタコ・バーションも食べてみたくなったな」

イカを介して、このように会話が弾んでいます。相手の好みを気遣いつつ、さりげなく興味深い日伊比較の話に持ち込むマッテオさん。いい感じに女子のハートを掴んでいますね。

モテ料理は、健康への気配りと”見せ場”が大事!

さて、イカの処理ができたら、塩をしたお湯で茹でます。
さて、イカの処理ができたら、塩をしたお湯で茹でます。
そうして茹で上がったイカをザルに上げて、冷まします。

続いて、イカを冷ましている間に、セロリを切ります。ひと口大が適当。続いて、黒オリーブを細かく輪切りに。

リサ「オリーブは家でも食べるけど、よく余るんですよ。この使い方いいですね」
マッテオ「オリーブに塩味が入っているから、ほとんど塩は使わなくていい。だから、健康にもいいね」
リサ「ぜひ、家でもやってみたい」

自分でも作ってみたいと思わせるところ、モテ料理には大事です。シンプルだけど、見た目よく、体にも優しいなんて。そりゃ、作りたくなるでしょ。

さて、切った野菜はイカと一緒にボウルにまとめておきます。こんな具合に。
切った野菜はイカと一緒にボウルにまとめておきます
さらにマッテオさん、おもむろにニンジンを取り出し、ピーラーで皮をむきます。と思いきや、そのまま身の部分もピーラーでスライスしていき、ボウルの中へ。

リサ「わあ、彩りがこんなにおしゃれ。美味しそう。もう食べたいです(笑)」
おもむろにニンジンを取り出し、ピーラーで皮をむきます
マッテオ「セロリの緑とオリーブの黒、ほかに明るい色がほしいと思ってね。色を組み合わせるのは、服だけじゃないよ」

色への感性が豊かなイタリア人ならではの発想。まるで絵を描いているようです。まだ途中なのに、ついフライングして食べたいと思わせるこのテクニック、いただきたい。

さあ続いて、ドレッシング作り。まずはイタリアンパセリをみじん切りに。
さあ続いて、ドレッシング作り。まずはイタリアンパセリをみじん切りに。
器を用意して、パセリ、ニンニク1かけ(香りが付いたら取り出します)、オリーブオイル、塩ひとつまみを一緒に入れます。すると、こんな感じに。
器を用意して、パセリ、ニンニク1かけ(香りが付いたら取り出します)、オリーブオイル、塩ひとつまみを一緒に入れます。すると、こんな感じに。
最後にレモンを絞ります。このとき、再びマッテオさんのひと工夫。何と、彼の手にあるのは「茶こし」です。これでレモンの種を受けるというわけ。


リサ「レモンはちゃんと絞るんですね」
マッテオ「イタリアでは、レモン汁は売ってません(笑)。日本ではレモン汁が瓶に入って売ってるけど。生を絞る方が断然おいしい」
リサ「そうかあ。わあ、香りが広がって、さわやか(笑)。なんだか、見ていて楽しい」
最後にレモンを絞ります。
ドレッシング作り一つにも見せ場を用意するわけですね。大雑把さと繊細さと。それがお客を引きつけるのです。

さあ、いよいよ料理は仕上げの段階に。ボウルに入っているイカと野菜に、このドレッシングを加えます。まずはざっくり混ぜて、こんな感じに。
ボウルに入っているイカと野菜に、このドレッシングを加えます
最後に、軽く塩とコショウで味を整えながら、もう一度全体にドレッシングが行き渡るよう混ぜ合わせたら、出来上がりです。
  • 1
  • 2現在のページ