昼酒が酔いやすいのは理由があった〈老けない人は何を飲んでいる? ⑩〉

分解酵素が減る時間帯はお酒に酔いやすい

少し詳しく説明しましょう。アルコールの代謝は、アルコール脱水酵素(ADH)の働きによりアセトアルデヒトになります。次に、アセトアルデヒドは、アセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)で分解され酢酸になり無毒化されます。このアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)は、お酒が強い人、弱い人を決める酵素で、どちらかで聞いたことがあると思います。

このアセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)の分泌量には、生体リズムがあり、1日のなかで増減があることがラットを用いた研究によりわかっています。つまり、このセトアルデヒド脱水素酵素(ALDH)がたくさん分泌されている時間帯は、酔いにくく、少ない時間帯は酔いやすいのです。

ラットの実験でいちばん酩酊が長く続くのは、早朝にアルコールを投与したとき。夕方から真夜中にかけては、酩酊が長く続かないことがわかりました。

さらに、早朝の摂取は、他の時間帯に比べて血中のアルコール消失が少し遅い傾向にある結果となりました。

ラットの研究データだけでなく私たち人間も、朝や昼など日中に飲酒すると酔いが回るのが早いと感じることがよくあります。そのことを考えると、これは納得のいく研究結果ではないかと思います。

近い将来、いつどのように飲酒すると私たちの生体リズムにやさしいのか、健康維持に役立つのか、明らかになっていくことでしょう。


※ 記事の情報は2018年3月13日現在のものです。

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