ニッポンの蔵元へ行こう【愛媛県 梅錦山川株式会社】

全国各地の酒蔵と銘酒を訪ねる「銘酒 蔵元探訪記」、今回訪ねたのは愛媛県四国中央市の蔵元、梅錦山川株式会社です。四国中央市は製紙業もさかんな水に恵まれた土地。穏やかな瀬戸内海に面し、石鎚山系の軟水で醸されたお酒は旨口で優しい味わい。国内外の受賞歴も豊富です。代表取締役の藤原康展さんにお話を伺いました。

目次

常時10種以上を使い分ける酒米のエキスパート

常時10種以上を使い分ける酒米のエキスパート

梅錦の酒造りで大きな特徴のひとつは、使用する酒米の種類の豊富さです。全国から取り寄せた10種類以上の酒米を使い分け、単独で、あるいはブレンドしながら多彩な日本酒を造り分けています。同じ品種でも産地の気候によって特徴が違い、酒の造り方も味わいも変わってくるそうです。様々な酒米を「使いこなす」高い知見と技術が蓄積されているのです。

藤原:地元の地産地消という意味で、愛媛県産のお米はもちろん、滋賀県、北海道など、全国の米を使いながら、基軸となるお酒、あるいはチャレンジするお酒に活かしています。お米の品種も、酒造りで多用される山田錦、雄町といった品種をはじめ様々なものにチャレンジしています。
商品アイテムも100を超えるものがありまして、色んなニーズに応えるため、あるいは需要を喚起していくために、色んなお米を使って挑戦して行こうと思っているわけです。この姿勢は脈々と続いています。

人が見て触って匂いをかいで造るもの

酒造りを取り仕切るのは、杜氏の松井員仁さん

酒造りを取り仕切るのは、杜氏の松井員仁さん。目指す酒造りを語っていただきました。

松井:今は、いろいろな機械が酒造りの中にも導入されていますが、やはり酒は人の手で造るものだと思います。見て触って、匂いを嗅いで、五感を使った手仕事の中で丁寧に造っていきたいですね。

うちは色々なお米を使って酒を造っているわけですが、いつも、はじめてのお米で酒造りに挑戦するときには、どんな味になるんだろう、どんな個性が出るんだろう、とワクワクします。寒いところのお米と暖かいところのお米では性格が違いますし、その米の特徴をどう掴んで、どう味わいをつくっていくか、というところが面白いですね。

梅錦には、かつて、現代の名工にも選ばれた昭和の名杜氏がいました。

阿瀬鷹治さんと山根福平さんと言うんですが、その方々が造ったのが現在の梅錦の味です。私もこの地元でその酒を飲んで育ったので、梅錦らしい味わいをしっかり守りながら、様々なチャレンジをしていきたい思います。

愛媛県 梅錦山川株式会社

この記事をシェアしよう!

この記事が気に入ったらフォローしよう!

お酒と食のセレクトショップ Izmic On the Table ソムリエが厳選した美味しいものを品揃え【詳しくはこちら】
グラスフェッドバターとMCTオイルを使用。毎日続けてカラダをサポート「バターコーヒー オリジナル」。そして、すっきりした甘さの「バターコーヒー スイート」が新登場!!