ブルーチーズには〈熟成感やコクのあるお酒。極甘口も合う〉

ブルーチーズ
さて、「ブルーチーズ」はどうでしょうか。当店では、少しクリーミーなタイプの「フルムダンベール」をご提供しています。滑らかなクリーミーさと、ブルーチーズの濃厚なコクとクセがたまらなく、日本酒とも相性ピッタリ。

こちらには、川西屋酒造店(神奈川県)の「丹沢山 純米吟醸 ひやおろし」と、笹一酒造(山梨県)の「旦(だん)山廃純米 26BY」が良く合いました。丹沢山のひやおろしは、半年ほど寝かせた、人気のお酒です。円熟したしっかりとした旨味が、ほどよい熟成感と、純米吟醸の軽やかさとバランス良く共存する、ゆるゆると飲み続けられる味わいです。「旦 山廃純米 無濾過生原酒 26BY」のほうは、かなり濃厚な味わいです。ブルーチーズの濃厚さにも負けない、パンチのあるコクと熟成した旨味や甘味が感じられるお酒です。少しキャラメルのような香ばしさも感じます。また、変化球で、極甘口の日本酒と合わせるのも良かったです。
丹沢山
旦(だん)

ケソ マンチェゴには〈ボリューム感と旨みのあるお酒〉

ケソマンチェゴ
最後は、スペイン産の「ケソマンチェゴ」です。ハードタイプの、噛めば噛むほど口に広がる旨味。お燗酒に合わせたくてうずうずします。アルコール感を感じるボリュームがある味わいの日本酒が良い相性でした。

おすすめは、大矢孝酒造(神奈川)の「昇龍蓬莱(しょうりゅうほうらい)生酛 原酒 阿波山田錦77」です。原酒ながらもまろやかな味わいで、旨味たっぷり。ケソマンチェゴと合わせることで、さらに奥深い味に変化します。

チーズとお燗酒もバッチリ!

今回は、温度違いについては触れていませんが、日本酒は温度を上げることで、味わいも香りも大きく変化します。チーズには、円熟した味わいの日本酒があうので、お燗映えする日本酒が多いです。ぜひそれぞれのチーズに様々な日本酒を好きな温度で合わせてみてください。自分好みを追及し甲斐がある、チーズと日本酒の組み合わせをお楽しみくださいませ。

※記事の情報は2018年10月24日時点のものです。
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