お酒好き必読! 知られざる「ごまパワー」に迫る

ライター:家飲みごま部家飲みごま部

セサミンが二日酔いに効く理由

二日酔いイメージ二日酔いイメージ
—ごま、健康、と聞くとやはりセサミンが有名ですが、そもそもセサミンにはどのような効能がありますか?

「ごまの抗酸化成分を総称して“ゴマリグナン”と言いますが、その50~60%を占めるのがセサミンです。セサミンは胃腸で分解されず、肝臓とつながっている門脈で吸収されるため、直接肝臓に作用します。肝臓はいろいろな栄養素を代謝している“化学工場”で、老化現象や生活習慣病の原因につながる活性酸素の発生率が高いとされていますが、セサミンはその活性酸素を除去する働きをするので、肝機能の強化に有効と言われています。また、コレステロールにも作用し動脈硬化予防にも効果があるほか、脂質代謝改善作用もあります」

—お酒好きにうれしい作用もあるんですよね。

「お酒を飲んだ時にも、アルコールを無毒化するために肝臓で代謝が行われますが、その時にどうしても活性酸素が生まれるんです。その活性酸素をセサミンが除去してくれるという働きがあります。あと、セサミンにはアルコールの分解を促進する作用もあります」

—それで二日酔いや悪酔いしにくくなると言われているんですね。栄養学的に、ごまと相性がいいとされるお酒はありますか?

「相性と言いますか、足りない栄養素をお互いに補給し合うということであれば、ごまに含まれていないビタミンC入りのお酒はいいかと思います。今ブームになっているレモンサワーなどですね。ごまにはビタミンEが含まれますが、ビタミンCとビタミンEはお互いに協力し合って働くという効果があります。どちらも活性酸素を除去する働きが強力にある抗酸化ビタミンで、お酒を飲んで発生した活性酸素を、ビタミンCとビタミンEとセサミンが協力してやっつける、肝臓を元気にしてくれる、ということは言えるかもしれませんね」

—おつまみで考えた時、ごまと組み合わせて、セサミンの働きがよりよくなるような食材はありますか?

「セサミンはポリフェノールの一種なので、同じポリフェノールを含む食材(野菜、豆類ほか)と組み合わせると相乗効果があります。ポリフェノールの効果は2~3時間しかないと言われているので、たくさんポリフェノールがあった方がいいかと。細かく言えば、お酒の席では最初と真ん中と終わり、みたいに少しずつ時間差でとった方がポリフェノールの効果が持続するかもしれませんね。ポリフェノールでいうと、赤ワインもいいですね。あとは、ビタミンAやビタミンCやビタミンEが入っている緑黄色野菜などと一緒にとると、アンチエイジングとか抗酸化効果は強まると思います」
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