お酒好き必読! 知られざる「ごまパワー」に迫る

ライター:家飲みごま部家飲みごま部
\教えて、森さん!/

ごまの栄養、気になるQ&A


Q.ごまのカロリーは高いの?
A.「乾燥ごまは大さじ1杯(9g)で52kcal。ちょっと高い印象ですが、種実類は50%くらいが脂質なので、みんな高いんです。逆に、少量でカロリーがあるので、食欲がなくなって栄養をとりづらいお年寄りや、夏場など食欲がないけど体力をつけたい時にいいと思います」

Q.糖質制限中でも食べても良い?
A.「糖質はあまり入っていないので、食べても大丈夫です」

Q.1日の最適な摂取量は?
A.「カロリーも脂質も高いので、適量がベターです。多くて大さじ1杯~2杯ですね。でも、ビタミンEやカルシウムなどの重要な栄養が手軽にとれるので、少なくとも1日に小さじ1杯くらいはとった方がいいと思います」

Q.ごまの栄養を効率よくとるには?
A.「すりつぶしてから食べることですね。粒のまま食べる場合は、消化されずにそのまま出ていってしまう可能性もあるので、よく噛んで食べましょう。一番吸収にいいのは練りごまです。私は練りごまをよく使いますが、お味噌汁の中に、食べる時にちょっと入れて溶かすとコクが出ておいしいですよ」

Q.体にいいごま料理は?
A.「ブロッコリーのごま和えや、たけのこのごま味噌炒め、魚の利休焼きなどはいかがでしょう。ブロッコリーとたけのこはシュウ酸が含まれているので、ごまと合わせることで尿路結石予防になります。ゴマに入っているカルシウムは、魚に多く含まれるビタミンDがあると体の中への吸収が高まりますので、魚を食べる時にはごまを使うといいですよ」

Q.ごまをとった方がいい時間帯はありますか?
A.「あります。生体リズムでいえば、カルシウムの吸収がいいのは夕方から夜にかけてです」

Q.白ごま、黒ごま、金ごまでどれが一番体にいい?
A.「種子の色の違いなので、味や香りに多少違いはありますが、成分に差はありません。ただ、黒ごまは白ごまに対して種皮の割合が多いので、白ごまよりも脂質は少ないです。また、皮の色が黒いため、白ごまよりもポリフェノールのアントシアニンという成分がわずかに多いです」
 

この方にお聞きしました

森 由香子(もり ゆかこ)さん

管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士。東京農業大学農学部栄養学科卒業。大妻女子大学大学院(人間文化研究科 人間生活科学専攻)修士課程修了。クリニックにて栄養指導、食事記録の栄養分析、食事管理業務に従事。フランス料理の三國清三シェフとともに病院食や院内レストランのメニュー開発、料理本制作の経験をもつ。管理栄養士・日本抗加齢医学会指導士の立場から、食事からのアンチエイジングを提唱している。

森由香子さんプロフィール

あの小さな粒に、人間に必要な栄養素をぎっしり抱えていると知ると、ごま一粒一粒がなんだか愛おしく思えてくるのではないでしょうか。今回の森さんのお話を参考に、ごまを日々の食卓に効率よく取り入れて、生き生きと健康的な毎日を送りましょう!

※記事の情報は2019年4月15日時点のものです。
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