11/16ボジョレー・ヌーヴォー解禁! 各国の新酒にも注目!

ライター:まるまる

ボジョレー以外にもたくさんある各国の新酒

新酒はボジョレー・ヌーヴォーだけではありません。各国・各地で生産されていて、それぞれの国で品質保持のために解禁日が設けられています。解禁日はたいてい、キリスト教のお祝いの日である「聖マルティヌスの日」(11月1日)かその前後。この日は農民が一年を締めくくる「収穫祭」の日として位置づけられており、豚やガチョウなどのご馳走を食べる日です。そこに新しいワインがあればより一層おめでたいということで、各国で新酒の解禁日に設定されていったのでしょう。

ボジョレー・ヌーヴォー以外の各国の新酒には、次のようなものがあります。

フランス:ヴァン・ヌーヴォー Vin Nouveau
フランスでは、ボジョレー以外の地域でも、新酒が出荷されています。ロワール、ラングドック、ブルゴーニュなど、ボジョレー以外の地区で作られる新酒はヴァン・ヌーヴォーと呼ばれます。

イタリア:ヴィーノ・ノヴェッロ Vino Novello
イタリアはワインの生産量で毎年フランスと1位、2位を激しく争っている国。新酒の解禁日は10月30日と定められています(2012年、それまでの11月6日からこの日に変更)。フランスのように地域限定ではなく、イタリア全土で生産されます。ブドウの品種もさまざまで赤、白、ロゼといろいろな新酒があります。

スペイン:ピノ・ヌエヴォ Vino Nuevo
スペインはワインの生産量第3位。ブドウの作付面積では世界一というデータもあります。スペインの新酒「ビノ・ヌエヴォ」の解禁日は11月11日です。解禁日には各地で新酒祭りが開かれ、新酒ワインが飲み放題になったり、タパスが食べ放題になったりと、祭りはたいへんに盛り上がるようです。

ドイツ:デア・ノイエ  Der Neue
毎年11月11日に解禁。ほのかな甘さがある優しい味わいの白ワインが中心です。

オーストリア:ホリイゲ  Heurige
解禁日は聖マルティヌスの日、11月11日。ホリイゲ(Heurige)は、今年収穫したブドウで作ったワインという意味のほかに、新酒と料理を供する農村の居酒屋という意味もあるそうです。

日本:山梨ヌーヴォー
日本の山梨ヌーヴォーは、白の甲州と赤のマスカットベーリーAという品種で醸されるワインで、11月3日を解禁日としています。その他にも、山形や新潟、栃木などさまざまな地域で新酒が出荷されています。11月は各地で新酒のワイン祭りも行われるので、今年はぜひ、新酒を味わいに出かけてみましょう。

渋味や苦味がほとんどなく、フルーティーな新酒ワインは、生ハムや鶏肉、クセのないチーズなどとの相性が抜群。また、その優しい味わいは和食の味も引き立ててくれます。各国の様々な新酒は10月末から解禁日が続きます。真打ちともいえるボジョレー・ヌーヴォーは11月16日午前0時に解禁。今年はどんな新酒と出会えるのか、楽しみな季節がいよいよやってきます!

「ボジョレー・ヌーヴォー」の表記は?

ところで。Beaujolais nouveauの日本語での表記ですが、商品名でもメディア各社の記事でも、ボジョレー・ヌーヴォー、ボージョレー・ヌーボーなど、思い思いに表現していて迷ってしまいます。ちょっと見渡しただけで、前半部はボジョレー、ボージョレ、ボージョレー、ボジョレ、後半部はヌーヴォー、ヌーボー。調べてみるとみんな日本語表記のゆれで、どれが正しくて間違いということはないようです。でも少し気になったので「Forvo」でフランス人の皆さんの発音を聞いてみました。

ボジョレ・ヌヴォ」 でした(・・)。

どこにも「ー」(音引き)らしきものはありません。とはいえ、ネイティブに忠実に発音するなら「ボジョレ・ヌヴォ」なのかもしれませんが、それだとあまりにも見慣れないので、イエノミスタイルでは、とりあえずいちばん多数派の「ボジョレー・ヌーヴォー」と表記することにします。
参考文献 : 勝鬨美樹 著
一時間でわかるボージョレーとヌーボーの歴史


※記事の情報は2017年10月26日時点のものです。

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