人気再熱! ビオワインが美味しくなった理由とは?

美味しいビオワインの見つけ方

ビオワイン造りは、諸刃の刃ということがお分かりいただけたと思います。良いものもあれば、微妙なものもある。だからこそ大切なのは、美味しいビオワインを見つける力を身につけることです。

前述したEUのオーガニック認証であるユーロリーフがついているものは安心できる可能性があります。この認証規定は醸造法にも厳しいため、味わいがほかの認証機関に比べると想像しやすいでしょう。 次に色。黄金色ではなく褐色の白ワイン、異様に色合いの薄い赤ワインは劣化している可能性があるので注意が必要です。

また、より確信を持ってビオワインを選びたいのであれば、生産者情報を知ることが大切。昔と違い、今は生産者情報が手軽に手に入るようになりました。購入元のサイトに情報が掲載されていたり、ワインショップでスタッフに聞けば生産者のワイン造りへの情熱を知ることができるはずです。何も情報がない場合は、販売元に問い合わせたりインポーターを聞き出しましょう。

ビオワインは、一種の哲学的なところもあり、自分が“この生産者のワイン造りは支持できる”と思うことも、美味しいと感じるか否かの大きな差です。
 

ビオワインこそ、ワインの面白さ

ール、日本酒、焼酎、ウイスキー、リキュールなど、世界にはさまざまな酒があります。特に、日本国内で楽しめるビールは素晴らしい品質管理のもとで造られていますし、日本酒、焼酎も同様です。リキュールやウイスキーも、独特な香りがあっても個性と見なされますし、どの酒も市場に並ぶまでに、厳しい品質管理を経てやってきています。ワインも、ほとんどのものが同様に品質管理されていますが、ビオワインという世界になると途端にそれぞれが個性的になり、玉石混淆になります。 だからこそ、飲み手側がしっかりと知識を身につけ、産地や品種、銘柄ではなく「生産者」を吟味することが重要になってくるのです。

あの頃、美味しいと思えなかったビオワインは、今進化しています。もう一度、チャレンジしてみてはいかがでしょうか。
bioブドウ畑
※参考文献 「自然派ワイン入門」イザベルレジュロン・著
「ワインの科学」清水健一・著
「国産ワインにおけるフェノール系オフフレーバー『フェノレ』について」恩田匠・著
「新たな時代を迎える日本ワイン」鹿取みゆき・著
「ヨーロッパのバイオ・オーガニック」安倍澄子・著

※記事の情報は2019年5月11日時点のものです。
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