【バイヤーズレポート出張編】挑戦する酒蔵、岡山・宮下酒造へ行ってきた。(前編)

名古屋の酒問屋イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回は岡山出張編、日本酒「極聖(きわみひじり)」の醸造元、宮下酒造が密かにウイスキーを造っているという噂を聞きつけ、営業担当の林さんにお話を伺ってきました。

ライター:青田俊一青田俊一

目次

個性あふれるクラフトビール「独歩ビール」

個性あふれるクラフトビール「独歩ビール」

次はクラフトビール「独歩」です。
独歩ビールは1995年、中国地方初のクラフトブルワリーとして醸造を開始、ドイツ人ブラウマイスターのウォルフガング・ライアール氏の技術指導のもと、 ドイツ製の醸造プラントを導入して、伝統的なドイツビールを徹底研究してできたビールです。


 

ドイツ製の醸造プラントを導入して、伝統的なドイツビールを徹底研究してできたビール

独歩ビールでまず驚かされるのは、その種類の豊富さ。マスカットやピーチなど岡山ならではの副原料を使ったフルーツビールや、ウナギに合う黒ビールや牡蠣に合う白ビールのような個性的なものまでバラエティに富んだラインナップ。新しいことにどんどん挑戦するといった姿勢で商品開発をした結果、気がついたらこんなに種類が増えてしまったみたいです。これもまた独歩ビールの魅力のひとつでしょう。


それでは工場へ。

クラフトビール担当の伊藤さん

ご案内してくれるのはクラフトビール担当の伊藤さん。伊藤さんはクラフトビールの担当ですが、日本酒造りのほうにも携わっているマルチなお方。他のブルワリーではあまりお見かけしないタイプの醸造家さんです。これもまた独歩ビールの個性かもしれません。

“ビール釜のベンツ”と呼ばれる「シュルツ社」の釜

そして何よりの驚きはこの釜。“ビール釜のベンツ”と呼ばれる「シュルツ社」の釜、たぶんお値段お高めです。林さんに聞くと「うちは設備にはめちゃめちゃ金かけとるけえ。」とさらっとお話してくれました。さすがです。
ここでもやはり挑戦していくという姿勢にただただ感服です。


と、ひととおり工場を見せていただいたところで「せっかくじゃけえ飲んでいきられー」と林さんがおっしゃるので、お言葉に甘え、昨年できたばかりの工場併設の施設「独歩館」の中にあるレストラン「酒星之燿」にて試飲させていただくことに。時間は11時、昼の早いうちからビールをいただけるなんで幸せです。あ、あくまで試飲です、仕事ですよ。

というわけで飲み比べセットをいただきます。

運ばれてきたのは、ヴァイツェンとデュンケル、ピルスナーの3種

運ばれてきたのは、ヴァイツェンとデュンケル、ピルスナーの3種。これでお値段1,200円と、かなりお得な価格設定。

まずはヴァイツェンからいきます。バナナのようなフルーティーな香りが特徴的で、味わいもほんのり甘さの残る、すっきりとした飲みやすいビールです。1杯目にちょうどいいです。
次はピルスナーにいきます。こちらは正統派のピルスナー、苦味とモルトの旨みのバランスが非常によく、飽きが来ないので何杯でも飲めそうです。
最後はデュンケル。色的にずっしり系かと思ったのですが、想像していたよりかはライトな口当たり、それでもモルトの香ばしさを感じるほどよい厚み。苦味もマイルドなので、じっくりと飲みたい1杯です。

3種ともに伝統的なドイツビールのスタイルを忠実に守りつつ、独歩らしいエッセンスをプラスした、そんな味わいに仕上がっていると思います。美味しくいただきました、ごちそうさまです。

と、美味しいビールをいただいたところで、いよいよ林さんにウイスキー製造についてお聞きします。が、そのレポートについては大人の都合でまた次回。というわけで次回、いよいよウイスキー造りに迫ります。お楽しみに。



※記事の情報は2018年2月5日時点の情報です。

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