イタリア人の食卓訪問! マンマの家飲みおもてなし(1)

映画に出てくるような、豪快で愛情たっぷり、料理上手なイタリアのお母さん。マンマは子供たちがすっかり大人になっても、家に友だちを連れ帰ったら、ササっと素敵な料理を作ってもてなしてくれるのです。

ライター:京藤好男京藤好男
メインビジュアル:イタリア人の食卓訪問! マンマの家飲みおもてなし(1)

おもてなしの達人、マンマ・エレナの食卓へ

ある日の夜、何の連絡もなく、ガチャ(玄関のドアが開く音)「ただいまー。お母さん、友達つれてきちゃった。何か作って」なんて、娘や息子(成人を想定)が帰ってきたら、どうします?

「こんな時間に、何よ! 急に言われたって、何もないわ」なんて、怒っちゃいます? それとも、

「電話一本くれればいいのに!」と、愚痴ったり、

「その辺で買ってきて!」なんて、コンビニに行かせたり。わかります!

しかし、イタリアのマンマ、ひと味違います。「よし来た!」と腕まくりして、あり合わせの物で、チョチョイと1品、また1品とこしらえて、

「さあ、いい日に来たわよ。このごちそうで、ゆっくりしていって」、なんて飲み会を始めちゃいます。この懐の深さ。えー、本当? なんて思うかも。ですが、この「友達」って、実は僕のこと。そしてその「娘」は、僕の親友クラウディア・ベルジェズィオさんのことなのです。

17年前、日本人男性との結婚を期に来日。その後、在日イタリア大使館に赴任したマンマ、エレナさんとも同居しながら、日本で二児の母となったクラウディアさん。その頃、イタリア語学校の同僚だった私を、ある日の授業後、麻布の自宅マンションに招いてくれたのです。それも急な出来事。なのに、そのときのマンマ・エレナの何事にも動じないおもてなし。感動ものでした。

 
おもてなしの達人、マンマ・エレナの食卓へ
エレナさん(中央)とクラウディアさん(左)と筆者。
エレナさんは2006年まで東京の大使館で勤務し、その後イタリアへ。現在はボローニャで暮らしていますが、この年末に来日。クラウディアさん一家とクリスマス休暇を過ごすとの知らせを聞き、居ても立ってもいられず、会いに出かけたというわけ。せっかくだから「家飲みのおすすめを教えて」とお願いすると、「日本でも作りやすい、イタリアのおつまみ、教えてあげるわ」と、またもや快いお返事。そんなわけで、僕は久しぶりにマンマ・エレナとクラウディアさんの食卓にお邪魔したのです。今回は、そんなイタリアのマンマが教える、おすすめ家飲みレシピとワインをご紹介します。

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