ベジディップがあれば家飲みがもっと楽しく!〈庄司いずみのベジつまみ③〉

人気野菜料理家・庄司いずみさんによる、お酒がすすむ「ベジつまみ」コラム。今回は作り置きもできて便利なベジディップの魅力をご紹介。おつまみからふだんのごはんづくりまで、アレンジ無限に広がります!

ライター:庄司 いずみ庄司 いずみ
メインビジュアル:ベジディップがあれば家飲みがもっと楽しく!〈庄司いずみのベジつまみ③〉
こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。野菜のおいしい季節になりました。春キャベツや新玉ねぎ、新じゃがなど瑞々しくやわらかな春野菜、トマト、いんげん、アスパラガスなど初夏においしい野菜も出まわってきて、買いものも楽しい季節。また、この時期野菜をたくさん食べるのは、体にもよさそうです。冬の間にためこんだ体脂肪や老廃物などをデトックスするにもいいですし、肌や体の調子を整えてもくれます。

春の体を助けてくれる野菜たち。せっかく家飲みするなら、外ではなかなかとれないベジつまみをたっぷりとるといいですね。 とはいえ……。
「アレコレいろんなつまみを用意するのはめんどくさい」

たしかに。野菜料理は案外手がかかるので、チマチマとつまみをつくるのは確かにたいへん。でも大丈夫、そんな方にはベジディップをおすすめします。
 

作り置きもOK。工夫次第でおつまみアレンジ無限大!


ベジディップとは、野菜や野菜の仲間たち、たとえば大豆や豆腐、きのこなどなど植物性の素材を使ってつくるディップのことです。上の写真は、おなじみジェノベーゼ。普通はバジルとオイル、塩、にんにくなどをフードプロセッサーにかけて作りますが、豆腐を少々プラスしてフープロにかけると、適度なとろみがつき、ディップとしての使い勝手がよくなります。パスタに絡めてももちろんいいのですが、つまみにするならフレッシュな野菜にたっぷりかけると、ヘルシーなベジつまみの出来上がり! にんにくをたっぷり目に入れると、サラダだけれどビールにも合うおつまみになります。
 

こちらもおなじみ、トマトソース。フレッシュトマトやトマト缶を煮詰めて作り、常備もできる便利なソース。私のレシピはごく簡単で、カットトマト缶一缶につき、オリーブオイルを大さじ1~2、にんにく1片みじん切り。塩の量はその時々ですが、1缶で小さじ1/4くらい。薄味にしておいたほうが使い勝手がいいのです。このトマトソースも、ディップとして使えます。つまみにするなら、塩やしょうゆで少し味を強め、こんがり焼いたじゃがいもにトロリとかけてもいいですし、アスパラガスやかぶなど、茹で野菜にかけても。写真のようにサッと茹でた青菜をだし汁と醤油で煮て、上からトマトソースをかければ、日本酒だけでなく、ワインにも合うおしゃれな一品になります。
 

ベジディップは工夫次第でアレンジ無限大! 写真は手前から、刻んだえのきだけと酒としょうゆ、好みの量の豆板醤、おろしにんにく、刻みねぎで煮詰めてつくる中華風ベジディップ。トロリとしたディップでうまみたっぷりです。

右上は、軽くつぶしたキドニービーンズと刻んだ玉ねぎ、味噌を混ぜただけのベジディップ。ひよこ豆でつくるフムスが流行っていますが、水煮の豆を使えば、つぶすだけでディップになるので料理上手になった気分です。

左上は、水切りした豆腐と調味料をフードプロセッサーにかけるだけの簡単ベジディップ。

いずれも冷蔵庫で5日は持つから、何種類か常備しておくと、家飲み派にはいいですよ。写真のように冷蔵庫の野菜を切って添えるだけで、お洒落な一皿になります。
 
サンドイッチ
ディップを常備しておけばいいこといろいろ。ふだんのご飯作りにも役立ちます。パスタソースにしたり、スープの素とお湯でのばしてスープにしたり。野菜と一緒にパンにはさめばサンドイッチが即完成です。
 
豆腐ディップ
先ほど紹介した豆腐のディップは、刻んだ玉ねぎ少々とあわせると、卵サラダ風の一品にもなるのです。レシピも紹介しますので、よかったらお試しくださいね。
 
●豆腐のディップ(作りやすい量)

材料

  • 木綿豆腐 1丁(300g・水切りする)
  • カレー粉 小さじ1
  • 塩麹 大さじ2〜(お好みで調整を)
  • おろしにんにく 小さじ1/4
  • ▼(卵風サラダ用)     
  • 玉ねぎ 適量
  • オリーブオイル、酢 各適量

作り方

  • 材料全部をフードプロセッサーにかける。
  • 卵サラダ風にするときは、刻んだ玉ねぎを少々加え、オリーブオイルと酢を1人分につき、小さじ1加えて味を整え、仕上げます。
*フードプロセッサーがない場合は、材料全部をポリ袋に入れ、袋の外から揉み込んでなめらかにすれば完成!
*冷蔵庫で5日保存可能。ただし、水切りせずに使うと、水が出て日持ちが悪くなることも。必ず水切りしてから使ってください。

※記事の情報は2019年4月9日時点のものです。
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