「いいちこ下町のハイボール」開発者に聞いた、「いいちこ」らしさ満点のハイボールができるまで〈PR〉

炭酸とベストマッチした「いいちこ」そのものの爽やかで自然な味わい。目を引く斬新なデザインの缶。新しく誕生した「いいちこ下町のハイボール」の開発ご担当者に、開発秘話や商品のこだわりについてお話をうかがいました!

メインビジュアル:「いいちこ下町のハイボール」開発者に聞いた、「いいちこ」らしさ満点のハイボールができるまで〈PR〉
麦焼酎のトップブランド「いいちこ」から、初の缶入り商品「いいちこ下町のハイボール」が登場しました。この注目商品の開発に携わったお二人に、商品に込めた思いなどをたっぷりお話しいただきました。 
 

お話をしてくれたのはこちらのお二人

いいちこ下町のハイボール開発者のお二人
高岸 崇さん(写真左) 三和酒類株式会社 CCRNチーム 課長
松本 真一郎さん(写真右) 三和酒類株式会社 研究所 商品開発課 課長

手軽にそのまま楽しめる「いいちこ下町のハイボール」

―「いいちこ」ブランド初の缶入り商品「いいちこ下町のハイボール」ですが、お二人はどういったことを担当されたのでしょうか?

高岸:私は開発の全般的なこと、実生産部門との調整、それからパッケージデザインの準備や調整まで全体的な製品実現までを担当しました。

松本:私は、製品開発のうち酒質、つまり香りや味わいなどお酒の中身を開発するチームのまとめ役をしています。「いいちこ下町のハイボール」でも、酒質開発チームのリーダーを務めました。
 
CCRNチーム 課長 高岸 崇さん

CCRNチーム 課長 高岸 崇さん

―「いいちこ下町のハイボール」の開発は、どんな経緯で始まったのでしょうか?

高岸:まず「ハイボール」というスタイルですが、以前から「いいちこ」の飲みやすさや爽やかさを味わっていただけるおすすめの飲み方として、炭酸で割るハイボールはご提案していたんです。

3年前に「いいちこ」の割り材として、「いいちこ」と同じ仕込水を使ったオリジナル炭酸水を作ったこともありました。ただ販売用ではなく、キャンペーンの一環で配ったもので、その炭酸水で「いいちこ」を割って飲んでいただいたのですが、それがすごく好評だったんです。

松本:そこで、自分で割って飲むのもいいけれど缶入りもあったらいいよね、という話になりました。

高岸:手間をかけず気軽に試してもらおうと、すぐに飲める缶入りハイボールの検討を始めたわけです。それから、これならいけそうだな、と本格的に動き出したのが1年半くらい前でしょうか。

―そういう経緯だったんですね。「いいちこ下町のハイボール」ならではのコンセプトはありますか?

高岸
:「いいちこ」のハイボールということで、いままでの「いいちこ」のお客様にも楽しんでいただきたいのはもちろんですが、まだ焼酎自体に馴染みがない、という方にもおいしく味わっていただきたいという思いで造りました。

味わいのベースとなる「下町のナポレオン25度 いいちこ」は、華やかですっきりしていて味わい深いところが特徴ですが、その味わいを生かした上で、炭酸で飲みやすくして、手軽に味わってもらいたいというのがコンセプトです。

焼酎本来のうまさだけで勝負、「いいちこ」のブレンドの技

―開発の過程で難しかったことはありますか?

松本
:「いいちこ」は40年続いているブランドなので、その良さを残したまま、ハイボールでもやっぱり「いいちこ」だね、と言ってもらえるようなものにしなくてはいけませんでした。

「いいちこ」らしい華やかな香りやしっかりとした味わいを守りつつ、それでいて今までにはない新しいもの。このバランスを取ることがやはり難しかったですね。

それから本格麦焼酎「いいちこ」本来のうまさだけで勝負するという点はこだわりました。「いいちこ下町のハイボール」は、パッケージにも書いてあるようにプリン体、糖質、香料、甘味料がすべてゼロです。プリン体ゼロは焼酎の特徴なのですが、砂糖や糖類を使わない糖質ゼロ、さらに香料や甘味料もゼロというのは、一般的な市販のハイボールでは他にないと思います。
研究所 商品開発課 課長 松本 真一郎さん

研究所 商品開発課 課長 松本 真一郎さん

―香料や甘味料を入れてみようか、という意見はなかったのですか?

松本
:一度も出ませんでしたね。そこは一本筋が通っていました。

もちろん甘味料や香料を加えれば香りが立ったり、甘さでおいしく感じたりしますが、何より「いいちこ」らしさを大事にしたかったので、はじめから頭にありませんでした。大変ではありましたけど、ある意味で迷いがない分やりやすくもありました。

―香料や甘味料がないとすると、味の調整はどのようにやっていくのでしょうか?

松本
:それこそまさに三和酒類の強みで、香りや味を決める「ブレンド」という作業です。ブレンドするには、色々な原酒を持っていないといけませんが、当社では何十種類という味の原酒を造り分けてストックしているんです。これを商品に応じてブレンドするわけです。

このことは、ベースの技術として当たり前だと思っていたので、これまで会社としてあまりアピールはしてきませんでしたが……

―原酒の違いといっても、「いいちこ」の原料は、基本的にすべて大麦なのですよね。

松本
:そうです。一部の限定商品などを除くと、当社の焼酎は基本的にすべて大麦が原料です。原料は同じでも、麹や酵母、蒸留方法の違いで、香りのする原酒、味のする原酒、その両方を持つ原酒、香りでもまた違った香りのする原酒を造れます。それらの原酒をブレンドするので、華やかな香りや、奥行きのある味わいを実現できます。だから香料や甘味料を使わなくても自信をもって出せるわけです。

―今回の「いいちこ下町のハイボール」は、「下町のナポレオン 25度 いいちこ」ともまた違う、新しいブレンドなのでしょうか?

松本
:そうですね。「いいちこ」そのものを感じていただくために、新しくブレンドしています。

―松本さんご自身もブレンドをされたのですか?

松本
:いえ「いいちこ下町のハイボール」ではチーム内の別のメンバーがブレンドを担当しました。私自身は過去に他の商品でブレンドを担当してきましたが、今回は私を含め、チームで利き酒を行うなど担当者をフォローしました。
ポットスチル

「いいちこ」を蒸留するポットスチル(単式蒸留器)。このスチルで一回だけ蒸留して本格焼酎「いいちこ」は造られる。

大分名産のかぼすが隠し味。自信を持ってお届けする「いいちこハイボール」

―もうひとつの特徴として、成分に「かぼすスピリッツ」が入っていますね。

高岸
:入っています。ただし、かぼすのフレーバーを前面に押し出すのではなく、炭酸割りにした時に「いいちこ」らしさを少し後支えする、隠し味的な手段として、ほんの少しかぼすスピリッツを入れています。

―大分県といえばやはりかぼすが特産品ですからね。

松本
:そうですね。とはいっても、意図的にかぼすを選んだわけではなく、「いいちこ」らしさを追求していったなかで、結果的にかぼすスピリッツを入れることが決まったんです。

レモンスピリッツなどもいろいろ試しましたが、何も入れないよりかぼすスピリッツをほんの少し入れた方が「いいちこ」らしい、という評価になりました。たまたまそうなったことに、社内でも「不思議だけれど納得だね」という話になりました。この、かぼすスピリッツを微量加えたときのバランス加減も、酒質を決めるうえでけっこう難しいところでした。

―試行錯誤を重ねた商品ができて、社内外の評価はどうでしたか?

高岸
:社内では、「いいちこ」ならではの柔らかい口当たりの良さ、バランスがいいといった評価が多かったです。社外からは、香りがいい、すっきりしている、上品な味わいなど、嬉しい感想を多くいただけたのでよかったです。
 
CCRNチーム 課長 高岸 崇さん
―私たちも少しいただいてみましたが、香りも味わいも、「いいちこ」そのものでした。自分で「いいちこ」を炭酸で割るよりも、むしろ「いいちこ下町のハイボール」のほうが「いいちこ」の香りを感じるくらいです。

松本
:コンセプトの一つに「プロがお届けする、いいちこハイボール」というものがあります。香料や甘味料を使わずに酒質だけで表現する焼酎です。炭酸の入れ具合や隠し味も含めて「いいちこ」らしさを感じる、香りと味の最適なバランスを、メンバーと一緒に見つけることに徹底的にこだわりました。

目を引くロゴの「い」の文字。イラストに描かれた女性はだれ?

―「いいちこ下町のハイボール」という商品名は、当初から決まっていたのでしょうか?

高岸
:開発着手の時はまだ決まっていませんでした。ただ、これから焼酎にエントリーしていただくお客様にも親しんでいただけて、それでいて既存の「いいちこ」ファンのお客様にも「いいちこ」だ、とわかっていただけるようなネーミングとパッケージにしたいと思っていました。
パッケージデザイン

「いいちこ」のカラーを踏襲しつつ、「い」の文字を強調しイラストをあしらった斬新なデザイン。

―缶のデザインがとても斬新ですよね。

高岸
:缶のデザインは、「下町のナポレオン」のベースカラーの緑と黄色を継承しつつ、新しいデザインを起こしました。パッケージの雰囲気が変わっても「いいちこ」だとわかってもらえるようにロゴの平仮名を使い、それでいて強く印象に残るように「い」を前面に押し出しています。

―缶に描かれたこの女性は、どんな人なのでしょうか?

高岸
:「いいちこ」の「優しい酔い」、「少し酔いました」というフレーズのような、穏やかな時間を楽しんでいただきたいという思いで商品を提案をしたので、それを表現するために「癒し」「親しみ」「やさしさ」のイメージから、女性、やさしさで包み込む女性でいわゆる母親像、そしてもっと気軽なイメージでスナックのママさんのような存在がいいかもね、というところに話がつながって、このデザインに決まりました。

―スナックのママさんをイメージしているのですね。松本さんはデザインを初めて見たとき、どう思いましたか?

松本:確かにいままでの「いいちこ」にはないインパクトはありました(笑)。

ただ「い」の文字で「いいちこ」だということは一目でわかりますし、下町のナポレオンのイメージを引き継ぎつつ、新時代に向けたメッセージを感じるので、新しいお客様に「いいちこ」を知って飲んでもらいたい、という会社の決意が表れた最高のデザインだなと思いました。 

―月かな?と思ってよく見るとかぼすだったり、細部にも発見があって楽しいです。コンビニの棚にこのデザインが並ぶとパッと発見できそうですね。ところでこちらは、缶からそのまま飲んでもいいのでしょうか?

高岸
:気軽さ、便利さを追求した商品なので、基本的に缶のまま召し上がっていただくことを想定しています。

もちろんグラスに注いで飲むのもアリです。グラスに注ぐと、より香りを感じられると思います。それぞれに楽しんでいただければと思います。

和食から揚げ物、コンビニのお惣菜まで、どんな食事にも合わせやすい

―食べ物との相性はいかがでしょうか?

高岸
:「いいちこ」自体が食事に合わせていただくお酒なので、「いいちこ下町のハイボール」も食中酒ということを十分に意識しました。

たとえば和食を中心に、淡泊で優しい味わいの食事でしょうか。白身魚なども合います。一方で唐揚げや焼き鳥など味の濃いものもすっきりと洗い流してくれるので、食事を選ばず合わせていただけるのかなと思います。

松本:清酒やワインを飲むときには、けっこう食事を選ぶと思いますが、「いいちこ下町のハイボール」は食事を選ばない良さがあります。たとえばコンビニのお惣菜って様々な種類がありますけど、そういうものにも合うと思います。気取らずというか、相手を選ばないのが「いいちこ」の良さだと思っています。

―「いいちこ」のシンプルなハイボールは、すっきりとしていながら味わい深くて、どんな食事も引き立ててくれそうですね。

松本
:香料や甘味料を入れずに、焼酎がもともと持っている自然な香りだけで表現しているので、いろいろなものに合うと思います。
研究所 商品開発課 課長 松本 真一郎さん

「いいちこ下町のハイボール」で「いいちこ」や焼酎の素晴らしさを再発見してほしい

―「いいちこ下町のハイボール」へのお二人の思いと、ユーザーの皆さんへのメッセージをお願いします。

高岸
:長期間にわたって試行錯誤して、意見交換をしながら出来た商品なので、多くのお客様に手に取っていただくことを願っています。一人でリラックスしたい時や、ご家族や友人、仲間同士で楽しいお酒を飲みたい時など、あらゆる場面で選びやすいお酒だと思います。

数多くあるハイボールジャンルの一つの選択肢として、いいちこのハイボールがあることをお客様に認知していただいて、「いいちこ」ってこういうお酒なんだ、と体感して好きになってもらえればうれしいです。

松本:三和酒類は、One for all, all for one の精神のもと、チームプレイで仕事をしていく、ということを目指しています。今回の「いいちこ下町のハイボール」も、企画から開発、デザイン、生産、営業まで、多くのスタッフの思いがこもった商品です。それがより多くのお客様に伝わればとても幸せですし、必ずそうなってくれるだろうという強い期待を持っています。

「いいちこ」ファンの皆様には、新しいいいちこを再発見してほしいですし、ふだん焼酎を飲んでこなかった若い世代でも、「いいちこ」は日本で一番飲まれている麦焼酎なので、焼酎代表として、日本にはこんなオリジナルの美味しいお酒があるんだという発見の入り口の役割を果たしてほしい、そんな思いがあります。

―お二人の熱意あふれるお話を、本当にありがとうございました。早速コンビニに行って「いいちこ下町のハイボール」を買い求めてみたいと思います!
 
いいちこ下町のハイボール
■DATA
商品名:いいちこ下町のハイボール
容量:350ml
アルコール度数:7%
希望小売価格:175円*(税抜)
 *希望小売価格のため実際の店頭での売価は異なる場合がございます。
発売日:2020年9月8日
販売先:全国のコンビニエンスストア(ファミリーマートなど)で先行発売
公式サイト

※飲酒は20歳を過ぎてから。飲酒は適量を。妊娠中、授乳期の飲酒は控えましょう。飲酒運転は絶対にやめましょう。飲んだあとはリサイクル

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※記事の情報は2020年9月8日時点のものです。
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