レモンサワーの新定番！フランスのレモンリキッド「プルコ」でレモンサワーをつくってみた。

大ブームのレモンサワー。家でも生搾りのような本格的なレモンサワーが飲みたいところ。そんな要望にお応えして、ワンランク上のレモンサワーが手軽に作れるフランスの国民的ブランドのレモンリキッドをご紹介します。

2020.01.20

メインビジュアル：レモンサワーの新定番！フランスのレモンリキッド「プルコ」でレモンサワーをつくってみた。

名古屋の酒類卸イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします！　今回は家で手軽に本格的なレモンサワーが作れる、フランスの国民的ブランドのレモンリキッドをご紹介します。

フランスの国民的ブランドのレモンリキッド「プルコ」

今回ご紹介するのは「プルコ」というブランドのレモンリキッド。プルコは日本ではあまり馴染みのないブランドですが、フランスの希釈用濃縮飲料市場では70％という圧倒的なシェアを誇る、フランスを代表する果汁ブランドです。日本で言うところのポッカレモン的存在ですね。

プルコはマルセイユのとあるシェフの悩みから生まれました。毎日フレッシュレモンを搾る作業が大変という悩みから、果汁専門メーカーに搾ったレモン果汁を商品にできないかと話を持ち込み開発されました。

原料にもこだわり、甘味料、着色料、保存料を使用せずに搾ったままの味わいを楽しむことができるという品質の高さで、1973年の発売以来、長きに渡って愛されています。

そんな「プルコ」のレモンを使ったレモンサワーが密かに居酒屋のメニューにも増えてきているという噂を聞きつけ、実際に「プルコレモン」を使ってレモンサワーを作ってみることにしました。

使うのはこちらの「プルコレモン」です。プルコレモンはレモンをベースに一部オレンジをブレンドすることで、100％レモン果汁にはない味わいを実現しているそう。早速お楽しみの試飲タイムといきましょう。

プルコレモンでレモンサワーを作ってみた

プルコレモンは700mlの瓶に入っていますので、正直、注ぎにくいです。つい入れすぎちゃう可能性が高いので、今回は特別にメーカさんから専用のポンプを用意してもらいました。普通のご家庭であればメジャーカップで量るのをおすすめします。

専用ポンプは1プッシュで5mlです。何プッシュくらいがよさげかを試していきたいと思います。

レモンサワーのベースはいろいろ悩んだのですが、やっぱりキンミヤがいろんな意味で当り障りがなさそうなので、わが家に常駐のキンミヤ焼酎25度を用意しました。

まずは1プッシュです。たった1プッシュでも、レモンの果実繊維が入っているので、レモンを生搾りしたようなレモンサワーが楽しめます。甘みがないのですっきりしてていいですね。

もう1プッシュ足してみます。当然ながら少し酸味がアップしますが、尖った酸味ではくマイルドな酸味で心地よい感じです。

続いて3プッシュ目です。このくらいの酸味が料理との相性を考えるとベストな感じがします。レモン1個分の果汁がおおよそ40ml～50mlと言われているので、3プッシュで15mlならちょうどレモン1/4個分くらいですね。レモンサワーの定石レシピ配合です。

3プッシュくらいが標準な気がしますが、個人的にはもう少しすっぱいほうが好みなので4プッシュか5プッシュ推奨ですね。700mlでだいたい30杯くらい作れる計算です。

プルコレモンの神すっぱレモンサワーに挑戦

どうも巷の居酒屋では10プッシュの“神すっぱレモンサワー”なるものが提供されているということなので、こちらも試してみましょう。

10プッシュ入れるとさすがに色が濃くなり濃厚な見た目になります。そして、たしかにすっぱい。すっぱいけれども美味しい。意外といけます。脂っこい料理と合わせるのならこれくらい酸味があっても全然問題なしですね。“神すっぱレモンサワー”いい感じです。

今回はキンミヤ焼酎で作りましたが、他の甲類焼酎でも本格焼酎でもウォッカでもOK。手軽にレモンを搾ったままのようなレモンサワーを楽しむことができます。もちろん他にもカクテルや料理、お菓子作りなど様々な用途に活用できるので、常備していると重宝すると思います。

ちなみにプルコには他にもライムがありますので、家飲みジントニックがお好きな方にはこちらもおすすめです。

生のレモンを搾らなくても、手軽に生搾り感のあるレモンサワーが家飲みでも楽しめる「プルコレモン」、家飲みレモンサワーの新定番になりそうな気がします。

基本的に業務用の商品なのでスーパーなどの店頭ではあまりお見かけすることはないかもしれませんが、ネット通販なら普通に購入することができます。ぜひお試しください。

プルコレモン【商品概要】