おうち居酒屋へいらっしゃい! イエノミライターのリアル家飲み15選 〜見栄張り編〜

近頃はおうち時間の増加から、家飲みを楽しむ人が増えているようです。
今回は「おうち居酒屋」メニューを普段からSNSで発信している、家飲み大好きライターの泡☆盛子さんのリアル家飲みの様子をご紹介! 簡単なおつまみレシピやお酒がすすむオススメレシピを、ぎゅぎゅっと15日分厳選していただきました。

ライター:泡☆盛子泡☆盛子
メインビジュアル:おうち居酒屋へいらっしゃい! イエノミライターのリアル家飲み15選 〜見栄張り編〜
こんにちは。家飲み大好きライターの泡☆盛子です。

世の中がこんなことになってしまう前から週の半分〜ほとんどを家飲みに捧げてきた私め、今や毎日「おうち居酒屋」を営業し、料理人兼・女将兼・唯一の客として夜な夜な(時に昼も)楽しんでおります。

今回は僭越ながらそのリアルな飲みっぷり食べっぷりをご覧いただけたらと存じます。これまで個人のSNSにアップしてきたものの中から、15日分の写真とおすすめしたいおつまみの簡単レシピをご紹介。

みなさまのおうち居酒屋メニューのヒントになるものがあれば幸いです。

【イエノミスタイル掲載メニューのおさらい編】

過去記事で紹介したメニューを再度作っているシリーズです。中でも、ホットサンドメーカーは大活躍!

◎ホットサンドメーカーで焼き鳥

ホットサンドメーカー焼き鳥その1
ホットサンドメーカー焼き鳥その2
スーパーの精肉売り場や鶏肉店で買える串打ちされた焼き鳥を使うと便利です。焼き鳥のほか、適当な野菜やウインナーを串に刺して焼くだけでも気分が盛り上がるのでおすすめ。

味付けを好みに加減できるのも嬉しいところ。私は山椒塩やカレー粉を使うことが多いです。

焼きあがったら片側のプレートをそのまま器にして食卓へ。熱いので鍋敷き的なものを忘れずに〜。ベランダにアウトドア用のチェアとミニテーブルを出せばちょっとしたキャンプっぽさも楽しめますよ。

<おうち居酒屋のレシピともいえないほどのレシピ>
2枚目の写真に写っているヤングコーンは、外側の硬い皮だけ剥いてそのまま電子レンジで3分ほど加熱したものです。

残った皮がラップ代わりになるのでエコな上、ほっくほくに蒸されて甘みしっかり。塩をぱらりと振ってボリッとかじるのが最高です。バター醤油炒めや、チーズをのせて焼くなどのアレンジもアリ。


◎ホットサンドメーカーで焼き魚

鰤カマ
魚焼きグリルを使うと掃除が億劫だったりするズボラな私。最近は魚を焼くのにもホットサンドメーカーを愛用しています。ぴったりと蓋ができるので脂がほぼはねないし、蒸し焼き状態で身はふっくら。焼き目をつけたい場合は最後に蓋を外して強火で仕上げます。

後ろに写っているそら豆や椎茸もホットサンドメーカー調理。そら豆はさやから出して焼くだけで勝手に薄皮がはじけてくれるので、そのままパクッと食べられます。純米酒のひやが進みまくった夜でした。


◎再現レシピの再現

豆腐に豚そぼろ
小説やエッセイ、漫画の料理を再現する連載で作ったものをおかわりすることも多いです。最近のお気に入りはこの1品。

「伊藤理佐『おいピータン!!』の再現レシピ」から、「豚ひき肉と水煮たけのこ、ネギ、ショウガを炒めて豆腐にのっけ」。

このトッピングを多めに作っておけば、ご飯や麺、野菜に合わせたりして数日間はたのしめます。

【缶詰などの市販品活用編】

◎サバ缶と漬物

鯖缶と漬物
またベランダで飲んでますね、私。手前は「漬物ステーキ」。

私が尊敬するフードライター・白央篤司さんの著書『たまごかけご飯だって、立派な自炊です』(魅惑のたまごレシピ満載です)に載っていたレシピを、白菜の漬物→野沢菜漬けにアレンジしたもの。漬物と炒り玉子の組み合わせがオツです。

<おうち居酒屋のレシピともいえないほどのレシピ>
当サイトでも幾度となく紹介されていますが、サバ缶は本当に心強い家飲みの味方! この日は、「ネギまみれ」仕立てにしました。

サバ缶にアルミホイルをふわりとかぶせてトースターで温め、刻みネギをたっぷりとのせ、黒胡椒を振ります。サバの身に少しずつネギをのせてもいいし、最後はマヨネーズを加えてペースト状にするとこれまたちまちまと楽しめるおつまみになります。

左手前は、納豆と豆苗の韓国海苔和え。豆苗の柔らかな芽だけを摘み、生で使います。味付けは醤油少々とごま油をちらり垂らすくらい。韓国海苔の塩気がアクセントです。韓国海苔がなければもちろん普通の焼き海苔でも。

圧倒的な存在感を放つ大きなグラスには焼酎の緑茶割りがなみなみと入っています。静岡の酒場ですっかりハマり、粉末緑茶を常備するようになりました。
 

◎精肉店のハンバーグ

チーズバーガー
拙記事に時々登場する「精肉店のハンバーグ」。主に挽き肉コーナーのはしっこあたりに並んでいる、生のハンバーグ種のことです。美味しいお肉を使っているしすでに味付けされているしで、ハンバーグ以外の料理にも重宝しまくりのお助けアイテム。私はまとめ買いして冷凍庫にストックしています。

このようにハンバーグとして普通に焼くほか、細かく分け肉団子風にしてパスタソースに合わせたり、ポロポロに炒めて野菜炒めの具にしたりと活躍してくれますよ。


◎タイカレー

タイカレー
タイ料理が大好きなのですが、イチから自分で作るのはまず無理無理ィ! 当然、市販のペーストを活用しています。

グリーンカレーペーストとココナッツミルク、仕上げにナンプラーと砂糖というのを守れば、具は好きなものを入れていいというのがマイルール。この時は豚肩ロースのスライスと茄子、きくらげ、油揚げを使いました。

きくらげは水煮たけのこの代わりに食感要員として加えたのが最初でしたが、コリコリ感がクセになって今ではうちのタイカレーに欠かせません。

暑い国の料理にはすっきりドライな酒が合いますね。キンミヤソーダ割りのプレーンをごくごく飲んじゃいました。


◎麻婆豆腐

麻婆豆腐
麻婆豆腐も「素」を使わずに作れない派です。私が愛用しているのは、ヤマムロの「陳麻婆豆腐」合わせ調味料。花椒や唐辛子が効いた本格的なシビ辛味がたまりません。ご飯にのせるのではなくつまみにする時は、挽き肉ではなく薄切り肉を使います。この日は安売りされていたラム肉でした。

豆腐のほか、厚揚げや油揚げを加えるのも好きです。煮崩れずに味はしっかりしみるのがいいんですよ〜。

【お店の味を真似してみた編】

酒場で食べたもの、気になるお店のレシピを自分なりに再現してみました。


◎アスパラベーコン 

アスパラベーコン
京都・木屋町の鉄板居酒屋『二六』で食べたアスパラベーコン。イメージしていたのは、薄切りベーコンでアスパラガスをくるりと巻いたもの。でも出てきたのは、予想と異なるボリューミーなおつまみでした。これは嬉しい裏切りだったなぁ。

<おうち居酒屋のレシピともいえないほどのレシピ>
厚切りベーコンとざっくりカットしたアスパラを焼き軽く塩胡椒をしたら、チーズと玉子をのせてトースターや魚焼きグリルで表面が軽く焦げる程度に焼き目をつけます。玉子とチーズをとろりと混ぜ、アスパラ&ベーコンにたっぷり絡めて召し上がれ〜。


◎唐揚げ

唐揚げ
東京にあるレストラン『o/sio』の鳥羽シェフが、太っ腹にも人気メニューのレシピを次々と公開されています。

「外食に出ることが少しずつ難しくなる中、お店で待つ以外に私たちにできることはあるはず。そう考えた結果の、公開です。o/sioで大人気の唐揚げ、そしてo/sioならではの奈良漬のタルタルソースをご家庭で作っていただけるように、レシピのお裾分けをします」とのこと。なんて素晴らしい!

揚げ物が苦手な私ですが、o/sio流の唐揚げをどうしても食べてみたくて頑張りました。
パンチの効いた味付けで、カリッ、じゅわっとした唐揚げ、本当に美味しかったー。

レシピが記されているお店のnoteはこちらです。みなさまもぜひぜひお試しください。

【ほどほどテキトー編】

「一品だけじゃさみしいやろからいくつか作るけど、そんなに手ぇかけへんで」と心の中の料理人が言い訳する日の家飲み。という感じです。


◎鳥はむタルタルソース添え、イカ豆腐、ヤングコーンバター醤油焼き

鳥はむ
ネット発のお手軽自作メニュー・鳥はむがあったので、市販のタルタルソースに好物の漬物(岩下の新生姜)と刻みミョウガを加えたものをトッピング。あとは前出の通り電子レンジで加熱したヤングコーンをバター醤油で炒めたものと、あたりめを使ったイカ豆腐(これは失敗作)でした。
 

◎牛肉とピーマン、もやしの塩胡椒炒め、焼き厚揚げ、そら豆

レモンサワーとつまみ
レモンサワーが飲みたくて、冷蔵庫の寄せ集めをなんとかした日。鍋で炒め物をしつつ、電子レンジでそら豆を蒸し(まだホットサンドメーカーに目覚めてなかった頃)、トースターで厚揚げを焼くという同時進行でした。

とにかく一秒でも早く飲みたかったんですね。その気持ちが写真のピントにも表れています。

【ちょっと気合入れてみました編】

いい食材が手にはいった時、なぜかやる気がみなぎった時に作った品々。手間をかけた分、いつもより時間をかけて味わうことができます。そしてその分、飲む量も増える〜〜〜。


◎めかぶのしゃぶしゃぶ

めかぶしゃぶしゃぶ
めかぶしゃぶしゃぶ献立全景
大きな茎ごとの生めかぶを初めて買った日の晩酌。ぬめりと戦いながらめかぶを茎とミミに分けました。

「めんどくさっ」と何度もつぶやきながらカットしただけの甲斐はあり、シャコッとした絶妙な歯ごたえと豊かな磯の香りをたっぷりと堪能しまくりました。ポン酢的なものも用意したけど、そのままで充分美味しかったです。


◎山菜尽くし

山菜尽くし
料理人の友人から天然物の山菜がたっぷりと届いたので、あれこれと作ってみました。

・鰤とのびるのぬた(高知風)
・たけのこの木の芽バター炒め
・アケビの蔓、マヨネーズ添え
・こごみの胡麻和え
・タラの芽味噌の冷奴
・コシアブラ混ぜご飯のおにぎり

高知の郷土料理「ぬた」は、葉ニンニクと白味噌をベースにしたペーストを鰤などの魚に添えるものだそうです。ニンニク本体ほど香りが強くなく、マイルドな風味で実に結構でした。

<おうち居酒屋のレシピともいえないほどのレシピ>
山菜の女王と呼ばれるコシアブラは、私が一番好きな山菜(ちなみに王様はタラの芽だそう)。山気を感じさせる上品な香りで、ほっそりとした茎はシャキシャキッと小気味よい歯ごたえ。天ぷらにするのがなんだかもったいなくて、さっと湯がいておひたしにするか、だし醤油でやや濃いめの味付けにしてご飯に混ぜ込むのが好みです。

熱々はもちろんさめても美味しいので、小さなおにぎりにして並べました。


◎弁当

弁当
お天気のいい週末、どこに出かけるわけじゃないけど弁当を作ろうというスイッチが入りました。

・パリッコさんレシピのイカ飯
・甘酢茗荷
・ぼんじりとエリンギの山椒焼き
・京ラフランのカレーマヨネーズ和え
・ナンプラーだし巻き
・うすいえんどう、QBBアーモンドチーズ、岩下の新生姜

イカ飯は、憧れの酒ライター・パリッコさんの簡単レシピ。市販のあたりめを炊飯時に炊き込むだけで、おつまみにもなるイカ飯ができちゃいます。これまたさめてもうまいんだわ。買ったはいいけど重くて出番のなかった陶器のお重に盛り付けるとそれっぽく仕上がって満足です。

<おうち居酒屋のレシピともいえないほどのレシピ>
だし巻きは、ナンプラーをめんつゆ代わりに使いました。ナンプラー、塩、水を加えた卵液でややゆるめのだし巻きに。ちょっと濃いめかな、と思うくらいがおつまみ弁当のお菜としてはいい塩梅です。

ひや酒を手酌しながら、ゆーっくりと味わいました。たまにはいいですね、家弁当。

***

ここまで長々とお読みくださりありがとうございました。

ちなみに今回ご紹介した写真は、SNS向けにいやらしく“映え”を狙って小綺麗っぽくまとめたものを選んでおります。(毎日こんなことやってられないよぉ、という心の中の料理人&女将の声が聞こえます)

そのうちに続編として「リアルオブリアル」な、これまでは写真を撮ることさえなかった“映えない”家飲みもまとめてみようかと。需要ありますでしょうか?


※記事の情報は2020年5月2日時点のものです。
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