手軽に味変! 「外付けチューハイ」のすすめ

酒好きの次なるトレンド(!?)「外付けチューハイ」をご紹介! 外付けチューハイとは、缶チューハイの蓋の部分にお好みの食材をのっけて、ちびちびとかじりながらチューハイの味変を楽しむスタイルのこと。手軽でミョーにハマる「外付けチューハイ」、読めばあなたもマネしたくなること間違いなしです!

ライター:泡☆盛子泡☆盛子
メインビジュアル:手軽に味変! 「外付けチューハイ」のすすめ
猛暑は辛いものですが、その分シュワッとしたお酒がうまい! これ最高!

そう考えることでなんとか日々をやり過ごしております。

今回は、暑くておつまみを用意するのも面倒なんじゃ〜というときにもぴったりの「外付けチューハイ」をご紹介させてください。

みなさま、外付けチューハイってなんぞ?と思われたことでしょうね。ご存じなくて当然です。これは私が先日生み出したばかりの言葉なのですから…。

「外付けチューハイ」とは?


ある日、海辺で軽くチェアリングをしようとコンビニで買い物をしていたときのこと。

「時間がないから1本しか飲めないな〜。甘くも苦くもないのが飲みたい。うん、タンチューにしよ。これドライで飲みやすいんだよね。…お腹は空いてないし、しっかり系のアテはいらないか。でも待って、プレーンだけじゃなくて違う味の酒も飲みたくなってきた…どうしよっ」

そこで あわは ひらめいた!

おつまみコーナーにあるカリカリ梅を買ってそれを途中でかじれば、梅チューハイとしても味わえるってことじゃね!? 天才じゃね!!??

ということでやってみたのがこちらです。
缶の半分くらいをプレーンチューハイとして楽しみまして、後半からおもむろにカリカリ梅をちょいかじり&酒グビリ。これがねー、思った以上によかったんですよ!

お皿なんてないから缶の蓋にちょいとのせたのも成功の一因。カリカリ梅の袋から何個も取り出してカリカリするならそれはもう「おつまみ」になりますが、この、ちょっとだけ感がね、なんていうかジャストだったのです。

これが「外付けチューハイ」の誕生秘話でございまして、ミョーに気に入った私はそれからというもの、家飲みの際にもちょいちょい楽しんでおります。

「外付けチューハイ」の条件は?

外付けするのはお好み次第で何でもいいのですが、私の場合はこのような条件をなんとなく定めております。

① チューハイとして味が成り立つものを使う。
ちょっと分かりにくいかもですが、例えば、唐揚げはおつまみとしては最高だけどチューハイに入れるものではない。よって、外付け不可。という感じです。

② 個包装やジッパー付きで保存しやすいものを使う。
外付けチューハイだけでは食べきれないので、後日またおつまみやおやつにできるように。便利なのは、コンビニで売っている小サイズのドライフルーツやおつまみ。私が見た限りでは、ファミリーマートが外付け向きアイテムを取り揃えているように思えました。

③ 缶チューハイの蓋にのるサイズ感で。
家飲みとはいえ、お皿をわざわざ出すのもねぇという量なので、蓋にちょいのせでいきたいところです。

ではでは、この条件を基にした6種類の外付けチューハイをご紹介〜!
6種類の外付けチューハイ

■外付けチューハイお品書き

  • ドライパイナップル(ファミリーマート)
  • ドライみかん(ファミリーマート)
  • ひとくち国産果物ゼリー(ローソン)
  • そのまんまレモン(ファミリーマート)
  • 梅茎わかめ(セブンイレブン)
  • ひとくちカリカリ梅(ファミリーマート)

外付けチューハイ①|ドライパイナップル

ドライパイナップル
外付けチューハイドライパイナップル
生のパインよりも甘みが凝縮されているため、酸味は控えめ。焼酎ハイボールドライに隠されたかすかな甘みとパインの甘さがリンクしていいマッチング! 

生のパインで舌が痛くなる人でもこれなら安心してパインチューハイが楽しめるかと。

外付けチューハイ②|ドライみかん

ドライみかん
外付けチューハイドライみかん
まず、ぎゅっとなったみかんのビジュアルが珍しくてちょっとテンションが上がります。生みかんは果汁が大きな魅力ですが、それがなくても大丈夫。レモンピールに近いしっかりめの凝縮かげんなので、ゆっくりと噛みながらスイーッとドライなチューハイを流し込むのが合いました。

外付けチューハイ③|ひとくち国産果物ゼリー

ひとくち国産果物ゼリー
外付けチューハイひとくち国産果物ゼリー
おやつチューハイNo.1! まず、クニュッとした歯応えが楽しい。強い甘みと香りが続くのでプレーンチューハイのキリッとした味にも負けずブドウの余韻が長く続きます。ゼリーを食べる量を調節することで甘さを加減できるから、甘いのが好きな人もそうでもない人もそれぞれの塩梅で味わえるのがいいですね〜。

外付けチューハイ④|そのまんまレモン

そのまんまレモン
外付けチューハイそのまんまレモン
レモンピールのほろ苦さとコーティングされた砂糖のバランスがよくて、まるで固形物になった「レモンサワーの素」のようです。ちびちび数ミリずつ食べてこまめにドライチューハイをプラスするのが合う気がしました。

外付けチューハイ⑤|梅茎わかめ

梅茎わかめ
外付けチューハイ梅茎わかめ
噛み締めるほどにわかめ茎の旨味が出てきて、ほのかな梅の風味と共に口の中に広がります。おつまみ感がトップクラス。プレーンなチューハイを飲めばその余韻がすっと消えて、また新たな気分で次のひと口に行けるのがいい! 横に噛み切るのは難しいので縦に割くようにつまむのが吉です。

外付けチューハイ⑥|ひとくちカリカリ梅

ひとくちカリカリ梅
外付けチューハイひとくちカリカリ梅
<青梅>
カリカリ感が強く、味はあっさりめながら甘みもあります。
<梅>
青梅に比べると柔らかく、塩気がやや強く感じられます。

どちらも食感も味のうちなので、カリカリ噛んでいるところにドライチューハイをクピッといくのがおすすめ。口の中で梅風味の液体がシュワッとするのがたまりませ〜ん。

個人的にはこの外付けが一番好みです。

***

酒飲みの貪欲さとズボラが生み出した「外付けチューハイ」。これはおつまみではなくて外付けアイテムなんだと思い込むことで、いつもとちょっと違った家飲みが楽しめます。 ぜひ、お好みの外付けでお試しくださいませ〜。

※記事の情報は2022年7月19日時点のものです。
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