この夏は「花火大会動画×地酒」でたまや～！な家飲みはいかが？

今年の夏は3年ぶりに花火大会を開催するところも各地であるようですが、「花火観たいけど人混みがしんどい」、「行きそびれた…」という方もいるはず。そこで、全国各地の有名花火大会動画を集めてみました！　その土地にゆかりのあるお酒やおつまみとともに、おうちでまったり楽しんでみませんか？　

2022.08.05

イエノミスタイル編集部

花火大会動画①｜新潟県長岡市「長岡まつり大花火大会」

毎年8月2日・3日と2日間にわたって開催される、日本三大花火大会の1つ新潟県長岡市「長岡まつり大花火大会」。お客さんたちは日本で一番長い大河・信濃川の河川敷から、「正三尺玉」や「復興祈願花火フェニックス」といった大玉花火が夏の夜空を彩るのを見上げます。

実はこの長岡の花火には、1945年8月1日の長岡空襲で命を落とした人々の慰霊と復興・平和への祈りが込められているんだそうです。

上の動画には、2019年の「復興祈願花火フェニックス」と「米百俵花火・尺玉100連発」が美しい映像で収められています。

「長岡まつり大花火大会」動画のおとも酒

新潟県長岡市の柏露酒造が造る、その名もズバリ「HANABI」というスパークリング日本酒。さすが花火にアツい土地柄なだけあって、地元にはちゃんとこうした日本酒があるんですねー。飲んでみると、なるほどシュワシュワと弾ける口当たり、やさしい甘酸っぱさは、まるで遠い日の花火のようです。

おつまみには、同じく長岡市を代表する米菓メーカー・瑞花の夏限定「瑞花の花火ボックス」をチョイス。豆かきやらナッツおかきなど6種類が入っています。

花火大会動画②｜秋田県大仙市「全国花火競技大会（大曲の花火）」

秋田県大仙市の「大曲の花火」も日本三大花火大会の1つとして有名ですね。全国の花火師たちにとっても憧れの舞台。花火師たちが情熱と誇りをかけて作り上げた渾身の作品が夏の夜空に盛大に打ち上げられます。

また、大会提供花火の幅500〜900ｍに及ぶ「ワイドスターマイン」も見逃せないプログラムの1つ。スターマインとはいくつもの花火を組み合わせて同時または連続的に打ち上げる手法のことで、雄物川河川敷を舞台にテーマ曲に合わせて盛大に打ち上げられます。

今年の夏の全国花火競技大会は、8月27日（土）開催予定ですが、大曲地区では夏だけでなく季節ごとに異なるテーマで花火大会が開催されているんだとか。大曲は1年中花火を堪能できる“花火の街”なんですねー。

上の花火大会動画には、2021年の演目「ボレロワイドスターマイン」が収められています。

花火大会動画③｜秋田県大仙市「楢岡さなぶり酒花火」

「大曲の花火」ほどは知られていませんが、秋田県大仙市には毎年6月に開催される「楢岡さなぶり酒花火」というイベントもあります。酒米の豊作を願って花火が打ち上げられると聞けば、我々酒飲みにとっても見逃すわけにはいけませんよね。

大仙市の公式HPによれば「『さなぶり』とは、田植え終了の祝い事で、秋田・南外地域では、おいしいお酒を飲みながら花火を楽しむのが恒例となっています。」とのこと。私たちも画面越しに豊作を願いながら、おいしいお酒に舌鼓を打ちましょう。

「大曲の花火」＆「楢岡さなぶり花火大会」動画のおとも酒

そうときたら、おとも酒はやっぱり日本酒でしょう！　おすすめは、大仙市鈴木酒造店の「秀よし花火缶」。花火の街なので、“全国花火競技大会の記念缶”というものがちゃんと用意されているんです。缶には大輪の花火が描かれ、これだけで祭り気分が高まります。お客さんたちは河川敷に腰かけて、これをゆるゆる味わいながら夜空の競演を見守るのでしょう。

おつまみには、大仙市のおばこ食品が販売するスティックタイプの「いぶりがっこ」を。秋田名物といえばこれですよね。個包装だから切らなくてOKっていうのも、花火鑑賞に集中するのにぴったりです。

花火大会動画④｜北九州市・下関市「関門海峡花火大会」

北九州市門司区と山口県下関市にかかる関門海峡の両岸で行われる「関門海峡花火大会」。1万5千発の花火が両岸から競うように次々と打ち上げられる西日本屈指の花火大会です。県境や海峡を越えて合同開催される花火大会というのは全国でも珍しいそう。

門司側は音楽に合わせて上がる花火や大玉の連続打ち上げ、下関側は門司港の美しい夜景をバックにした水中花火やフィナーレに打ち上がる1尺5寸玉の花火が見どころ。当日は花火見物のための遊覧船も出るんだとか。上の花火大会動画は、2019年に開催されたときのものです。

「関門海峡花火大会」動画のおとも酒

下関といえば、ふぐ。ふぐといえばひれ酒ですよね。用意したのは下関酒造のワンカップタイプのひれ酒。電子レンジで手軽に調理できるのもうれしいところです。こんな暑い季節にひれ酒？っていう気もしますが、エアコンの効いた部屋で花火動画を見ながら、香ばしいひれ酒をすするのもまた一興。おつまみは塩で十分です。

花火大会動画⑤｜三重県熊野市「熊野大花火大会」

三重県熊野市の七里御浜海岸で開催される、300年もの伝統を誇る「熊野大花火大会」。もともとはお盆の初精霊供養が起源とされ、現在でも8月17日に初精霊供養のための花火が約1万発打ち上げられます。

見どころは、フィナーレの「鬼ヶ城（おにがじょう）大仕掛け」。ユネスコの世界文化遺産にも登録されている鬼ヶ城の岩場に花火玉を置いてそのまま爆発させるという豪快なもので、爆発音が岩場で共鳴し、その轟音と光の衝撃に会場中が震撼するのだそう。

今年は残念ながら中止が決まっているとのことですが、上の動画では2016年花火大会の鬼ケ城大仕掛け「巌頭のとどろき」を観ることができます。お客さんの歓声入りで臨場感たっぷり！

「熊野大花火大会」動画のおとも酒

残念ながら熊野市にゆかりのあるお酒は入手できませんでしたが、三重県を代表するお酒といって真っ先に思い浮かぶのは、我らが「キンミヤ」ではないでしょうか。夏なので、やっぱりシャリキンをチョイスしました。

このシャリキンに、熊野市紀和名産の梅干しをトッピングします。梅干しをちびちび齧りながら、シャリキンをかき氷のようにスプーンで食べてクールダウン。目の前には美しい花火。なんだか童心に帰るようなひとときです。

花火大会動画⑥｜長野県諏訪市「諏訪湖祭湖上花火大会」

毎年8月15日に開催される、打ち上げ数日本一を誇る長野県諏訪市の「諏訪湖祭湖上花火大会」。信州は昔から花火師が多く、長野県の花火生産額は日本一なんだそうです。

注目は、やはり湖上ならではのプログラム。水面に直径300mもの半円の花火が開く水上スターマインや、全長2kmに渡って花火の滝が流れるフィナーレのナイアガラなどは一見の価値ありです。

上の花火大会動画は、2018年8月15日に開催されたときのもの。やや高台から見下ろす花火もいいものですね。

「諏訪湖祭湖上花火大会」動画のおとも酒

せっかくなので諏訪湖にゆかりのあるお酒をと思って選んだのがこちら、諏訪御湖鶴酒造場が造る「御湖鶴」。わりと穏やかな飲み口の辛口純米酒です。缶タイプなので、花火見物にもってこいですね。

肴には、諏訪市の老舗湖魚川魚店・えびす屋の「わかさぎ空揚（甘辛味）」を合わせて。サクサクとした食感とワカサギの旨味が後引くおいしさで、御湖鶴との相性も抜群！

花火大会動画⑦｜茨城県土浦市「土浦全国花火競技大会」

こちらも日本三大花火大会の1つ、1925年から続く茨城県土浦市の「土浦全国花火競技大会」。全国の一流花火師たちが集結し、優勝をかけて腕を競い合います。

競技とは別枠で行われる余興花火も見どころが充実していて、なかでも注目は大会提供のワイドスターマイン「土浦花火づくし」。“花火づくし”という名前からもわかるように、複数の場所から無数の花火が同時に打上げられ、視界全体が閃光で埋め尽くされます。

上に紹介する花火大会動画は2017年に開催されたときのもので、「土浦花火づくし」の模様がクリアな映像で鑑賞できますよ。

「土浦全国花火競技大会」動画のおとも酒

土浦産ではないですが、茨城県の地ビールとして全国的にも有名な木内酒造の「常盤野ネストビール」をおとも酒にセレクト。「セゾンドゥジャポン（日本の四季）」というフレーバー名も夏の花火にぴったりです。ほんのり柑橘の香りに、爽やかな酸味が心地いい！

そして茨城の珍味といえば、水戸名物の乾燥納豆。だるま食品の「ころころ納豆」をぽりぽりつまみながら飲む「セゾンドゥジャポン」、なかなか悪くない組み合わせですよ。

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それにしても、YouTubeでこんなに美しい花火が満喫できるなんて驚きです。花火師さんたち、動画を制作してくれた方々、ありがとうございます！！　

花火大会動画は、できるだけ大きな画面で見るとより迫力が伝わってきておすすめです。また、今回ご紹介したおとも酒やおつまみはほとんどが通販可能なので、ぜひ現地の味とともにお家で花火大会動画、満喫してみてください！

※記事の情報は2022年8月5日時点のものです。