夏の家飲みにぴったり! タイ気分が味わえる「トムヤムナッツ」を自作してみました。
ライター泡☆盛子さんがタイで出会った「トムヤム風味のナッツ」。あの感動をもう一度味わいたくて自宅で再現してみたら、氷入りの冷え冷えビールにぴったりの最強おつまみが完成しました。一口でアジアな気分が楽しめる「トムヤムナッツ」、蒸し暑い夜のお酒のお供にぜひいかがですか?

ついつい、アテも冷やしきゅうりや冷奴なんてさっぱりメニューに寄りがちなので、ここらでなんかこうパキッとした味のものが欲しいと考えていたら、あるおつまみを思い出しました。
それは、タイに行った時にハマった「トムヤム風味のカシューナッツ」です。
「トムヤム カシューナッツ」「カシューナッツ トムヤムフレーバー」「トムヤム クリスプ」などいくつかの種類があり、現地のコンビニやスーパーで気軽に買うことができました。帰国の際はスーツケースに入る限り買い込んだものです。

スパイシーで少し酸っぱ辛い味付けの香ばしいナッツが現地のドライなビールに素晴らしく合い、毎晩のようにホテルの部屋で“仮暮らしの家飲み”を満喫していました。


あのナッツを、また食べタイ!
一度思いついたらたまらなくなってきました。
私が最後に訪タイしたのは6年前なので現地の最新の販売状況は不明ですが、現在、日本の「カルディ」でも「トムヤム カシューナッツ」を購入できるようです(なので、おそらく現地でも変わらず入手できるかと)。
ネット通販での購入も考えましたが、材料を見てみたところ自作も絶対無理ではなさそう。
ならば例によって雑に再現するまでよ〜。と、手に入る範囲のものでトムヤムナッツを自作してみました。
本来はカシューナッツのみを使用していますが、今回はいろんな食感を楽しみたいのでミックスナッツを採用。決して「訳ありミックスナッツ」のお得感に心奪われたからだけではありません。
簡易版「トムヤムナッツ」作りに挑戦!

・ミックスナッツ
・トムヤムペースト(簡単にトムヤムスープが作れる便利なペースト)
・ライムリーフ(別名・パイマックルーというコブミカンの葉)
・レモングラス(清涼感のあるハーブ)
・フライドオニオン(本家で使われているエシャロットの代用)


・植物油
・水
・砂糖(お好みで)
〈作り方〉
① 鍋に植物油少々を熱し、トムヤムペースト(写真のナッツの全量に対して大さじ3を使用しています。辛いものが好きな場合は適宜増量を)を加えて弱火で炒め、香りを出す。
② ①に水適量を加えて市販の味噌くらいのゆるさになったら、ライムリーフ、レモングラス、フライドオニオンを加えてさらに炒める。

【食べてみました】
あっ、あの味! タイで食べたあの味に近いです!
数年のブランクがあるので怪しい部分はありますが、酸っぱ辛いところにレモングラスやライムリーフの爽やかな風味がちゃんと感じられて、タイっぽい味になっています。嬉しいな〜〜〜。
本家のトムヤムナッツはおそらくローストされていて表面はサラリとしていたように記憶していますが、今回はペーストをまとわせるように炒めたためウェッティな仕上がり。 手でつままず箸を使うのが吉です。

なんで現地ではミックスナッツじゃないのかしら。次回タイに行くことがあれば誰かに聞いてみたいです。
***
お酒は、現地の屋台などでよく飲んだ氷入りのビールで。このシャバッと&シュワッとした1杯に、トムヤムナッツが本当に合う〜。ああ、いながらにしてタイ気分。
この夏はこの組み合わせをリピートすることになりそう。さらによきレシピを発見できたら、またご報告させてくださいね。
※記事の情報は2025年6月20日時点のものです。
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