お酒と一緒に麺を楽しむ!ベジヌードル〈庄司いずみのベジつまみ⑩〉

飲んだ後の炭水化物がやめられない、とお嘆きのあなたに! 野菜を細長く切って麺に見立てる今流行りの「ベジヌードル」は、胃にもたれないから酒のお供やシメにもぴったり。野菜料理家の庄司いずみ先生がとっておきのベジヌードルレシピを教えてくれました。

ライター:庄司 いずみ庄司 いずみ
メインビジュアル:お酒と一緒に麺を楽しむ!ベジヌードル〈庄司いずみのベジつまみ⑩〉

ベジヌードルは炭水化物LOVERの強い味方!

こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。

植物性オンリー、ヴィーガンの料理を紹介しているから、野菜料理家。

そうお伝えすると、「ヘルシーですね」「植物性だけだと太る要素がないですね」と言っていただくこともあるのですが…。いえ、それが……。

植物性オンリーの食生活でも、食べ過ぎるとやはり太るのです。

揚げもの、甘いものなど、ベジタリアンの食生活にも太る要素はあるし、困ったとことに、私が何より好きなのが、ごはんやうどんやパスタなどの炭水化物。ごはんをおかわりしたり、パスタを大盛り食べていると、夏を目前に「困った!」ということになりがちです。

ここ数年は、ダイエットというと、糖質オフが話題になりがちで炭水化物食いには耳が痛いのですが……。

私と同じく炭水化物好き、麺が好物という方におすすめなのが、今流行りのベジヌードルです!

パスタや中華麺、うどんなどの代わりに細切りにした野菜を使うテクニック。大根やズッキーニ、にんじんなどを麺に見立てるわけですが、ダイエットが気になる方に人気のよう。

「野菜が麺に!?」と思うかもしれませんが、騙されたと思ってまずはやってみてください。

ズッキーニや大根が、ベジヌードルに変身!

夏の野菜ならズッキーニがおすすめ。ピーラーなどで薄く削いでいくか、または包丁で縦に薄く切ってから、麺の太さに切り揃えていきます。
夏の野菜ならズッキーニがおすすめ
ズッキーニがおすすめなのは、長さが取りやすい上、味にクセがないから。きゅうりでもいいのですが、青くさい香りが気になりそうです。

パスタ代わりにするならフェットチーネのほうに幅広に。そうめんや蕎麦、中華麺の代わりにするなら細切りにします。

冬場なら同じく長さを取りやすい大根がいいですよ。調理法や味つけによっては細切りにしたキャベツやにんじん、石突きを落としたえのきだけなども使えます。

どの野菜を使うにしても、細長く切ったら準備OK。あとはそれを麺と思いこみ、いつも通りに調理をするだけです。

ズッキーニヌードルでペペロンチーノ

まずは、先ほど細切りにしたズッキーニを使った、ペペロンチーノスパゲッティ風を紹介しましょう。
ズッキーニを使った、ペペロンチーノスパゲッティ風


●ズッキーニとしめじのペペロンチーノ(1人分)

材料

  • ▼(A)  
  •  ・オリーブオイル 大さじ1
  •  ・にんにく 1片(薄切り)
  •  ・赤唐辛子 1本(小口切り)
  • ズッキーニ 150g(ピーラーで麺状に切る、
    または薄切りにしてから細切りに)
  • ぶなしめじ 100g(石突きを落としてほぐす)
  • 小さじ1/3

作り方

  • (A)をフライパンに入れて加熱する。
  • にんにくの香りがたったら、しめじとズッキーニヌードル、塩を加えてしんなりしたら火を止める。
ズッキーニとしめじのペペロンチーノ完成
パスタなら茹でてから使いますが、ベジヌードルなら切るだけで茹でる行程は不要です。

麺のシコシコした食感がない分、歯ごたえを残したいので、ペペロンチーノのように炒めるレシピなら炒め時間はごく短く、サッとでOK。手早くできるのもいいところです。

本物のパスタや麺を使ったら、おつまみには「ちょっと重い」と感じる人も多いと思いますが、ベジヌードルなら食感も軽いし、もたれないからおつまみにもいいのです。写真のペペロンなら白ワインにピッタリ。

他にもいろいろ! お酒もすすむベジヌードルレシピ

ズッキーニヌードルはクセがないから、パスタ代わりに他にもいろいろ使えますよ。

色々野菜と炒め合わせてケチャップで味をつけ、ナポリタン風に。野菜を揃えるのが面倒な人は、市販のパスタソースとズッキーニパスタを絡めるだけでも。クリーム系のソースともよく合うし、クリーミーでありつつさっぱりおいしく、ハイボールなどにも合わせられます。
 
大根をヌードルがわりにした素麺チャンプルー風
これはズッキーニではなく、大根をヌードル代わりにした素麺チャンプルー風。

細切りにした大根100gを麺代わりにし、石突きを落としたえのきだけ100gと合わせます。この2つを麺代わりにというわけです。

あとはあり合わせの野菜、写真ではピーマン、玉ねぎ、しいたけ、にんじんをすべて細切りにします。ここまでできたら、あとは簡単!

ごま油でベジヌードルチーム(細切りだいこん、えのきだけ)をサッと炒め、皿にとります。次に、野菜チーム(ピーマン、玉ねぎ、しいたけ、にんじんなど好みのもの)を炒めて塩やしょうゆで味をつけ、ベジヌードルとあえれば出来上がり。

これはビールに合いますよ! 真夏なら、豆板醤などで辛味をきかせると、なおビールが進みます。

飲んだ後に最高! 出汁いらずの「えのき煮麺風」

えのき煮麺風
こちらはつまみというより、シメにおすすめの煮麺風。そうめんのかわりにえのきだけを使います。

作り方は本当にカンタン!

えのきだけ150gの石突きを落として、長さはそのままに。塩昆布大さじ1くらい、長ねぎ10㎝を小口切りにし、材料全部を1カップの水でひと煮立ちさせるだけ!

さっぱりツルツル、出汁いらずの料理ですが、えのきと塩昆布のうまみで、味もよし。意外とお腹にたまるのに超低カロリー。夜中まで飲んだ挙げ句に、「何か食べたい」という時にうってつけです。

紹介したベジヌードルは、どれもしっかり食べるなら1人分。ちょっとだけ食べたい時なら2人分くらい。 よかったらお試しくださいね。

※記事の情報は2019年7月24日時点のものです。

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▼ベジヌードルレシピをもっと知りたい方は、この本がおすすめ!


『ベジライス、ベジヌードルで! 糖質オフ (主婦の友生活シリーズ)』


著:牛尾 理恵、庄司 いずみ
出版社:主婦の友社
950円(税込み)
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