【ニラのおつまみ】食べて元気に! スタミナ野菜でビールにぴったりのベジつまみ

ニラ玉やチヂミでおなじみの「ニラ」には、疲労回復やスタミナアップに効果的と言われるアリシンや、健康な皮膚や粘膜の維持に役立つBカロテンなど、体に嬉しい成分がたっぷり! おいしく食べて賢く栄養を摂れる、ニラを使ったベジつまみ3品をご紹介します。

ライター:庄司 いずみ庄司 いずみ
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ニラに含まれる栄養は? 免疫力アップや肌をすこやかに保つ成分も

こんにちは。野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では野菜が主役のお酒に合うベジつまみを紹介しています。

野菜が主役のベジつまみは、体にやさしくギルトフリーなのがいいところ。消化によいため胃腸に負担がかかりにくく、ビタミンなどの栄養がアルコールの分解も助けてくれます。

もっと積極的にベジつまみを取り入れるなら、嬉しい栄養効果のある野菜を使うのもいいですね。

そこでおすすめなのがニラです。
 
ニラ
ニラといえばスタミナ野菜の代表とも言える存在。

βカロテンの含有量は、緑黄色野菜の中でもトップクラス。健康な皮膚や粘膜の維持や、免疫力アップにも役立ちます。ビタミンEも多く含んでいるので、血行を促したり、肌をすこやかに保ったりする効果も期待できます。

さらに、疲労回復やスタミナアップに効果的と言われるアリシンがたっぷり! 疲れ気味のときやなんとなくだるいとき、お酒と一緒に楽しむおつまみで疲労回復できたら嬉しいですよね。

今回はそんなニラが主役のベジつまみを3品ご紹介します。

ニラのおつまみ①|ザクザクソイミートのニラ和え

ザクザクソイミートのニラ和え
まずはシャキシャキした食感を楽しむ、生ニラを使ったおつまみ。

ざく切りにしたニラを塩昆布や油で和えるだけでも、箸もビールも止まらないおいしさなのですが、今回はそこに大豆ミートをプラスします。

大豆ミートといえば、最近はスーパーでも買えるようになってきた話題の食材。よく見かける乾燥タイプは戻すのが面倒と思うかもしれませんが、今回は乾燥したまま油で炒めるという、手軽に作れる裏技的レシピです。
 

●ザクザクソイミートのニラ和え(2~3人分)

材料

  • ニラ(4cm幅に切る) 1把
  • ▼(A)   
  • ・米油 大さじ2
  • ・大豆ミート(顆粒乾燥) 大さじ2(8g)
  • 塩昆布(みじん切り) 大さじ1(5g)
  • 白胡麻 大さじ1

作り方

  • (A)を弱火にかけ、大豆ミートがカリッとしたらみじん切りにした塩昆布を入れて火を止める。
  • 1とニラ、白胡麻を和える。

ニラのおつまみ②|大豆ミートのレバニラ風

ニラのおつまみ②|大豆ミートのレバニラ風
お次は“ニラといえば”の人気メニュー、レバニラをヴィーガンレシピでご紹介しましょう。

レバニラはその名のとおり通常はレバーで作りますが、大豆ミートならさらに手軽に作ることができます。レバーが苦手…という方もこの「大豆ミートのレバニラ風」なら、もりもり食べられますよ。
 

●大豆ミートのレバニラ風(2人分)

材料

  • ニラ(ざく切り) 50g
  • 大豆ミート(フィレタイプ、レトルト) 60g
  • ▼(A)   
  • ・しょうゆ 小さじ1
  • ・酒 大さじ1
  • 片栗粉 小さじ2
  • 適量
  • もやし 100g
  • ▼(B)   
  • ・酒 大さじ2
  • ・醤油 小さじ2
  • ・豆板醤 小さじ1/4

作り方

  • 大豆ミートに(A)を揉み込む。片栗粉をまぶし、多めの油で炒め、皿にとる。
  • きれいにしたフライパンでもやしと1を炒め、(B)で味をつける。
  • ニラを混ぜ込み、火を止める。
こちらのレシピでは湯戻しや水切りの必要がないレトルトタイプの大豆ミートを使いましたが、乾燥タイプを使ってもOK。乾燥タイプを使う場合は、20gをぬるま湯で戻してからお使いください。

ニラのおつまみ③|ニラ味噌ピザ

ニラ味噌ピザ
最後はピザ風。餃子の皮を使ったお手軽レシピです。ニラを味噌と混ぜたニラ味噌が“ミソ”。おいしくていくらでも食べられますよ!
 

●ニラ味噌ピザ(6枚分)

材料

  • 餃子の皮 6枚
  • ニラ(小口切り) 30g
  • 味噌 小さじ2
  • ごま油 小さじ1
  • 豆乳チーズなど好みのチーズ 適量

作り方

  • ニラ、味噌、ごま油を混ぜる。
  • 餃子の皮に1を適量ぬり、チーズをのせる。
  • 250度のオーブンでチーズが溶けるまで5~6分焼く。
今回ご紹介したおつまみは、どれもビールとの相性抜群。日本酒にも合いますよ。

食べるほどに元気になれるニラのおつまみ、ぜひお試しください!

※記事の情報は2022年3月28日時点のものです。
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