アメリカンカルチャーを代表するラガー「パブストブルーリボン」を飲んでみた

アメリカンカルチャーを代表するビールブランド「パブストブルーリボン」が日本に上陸。アメリカで長きにわたって愛されるその味わいとは?

ライター:青田俊一青田俊一
メインビジュアル:アメリカンカルチャーを代表するラガー「パブストブルーリボン」を飲んでみた
名古屋の酒類卸イズミックの青田が、いま注目のお酒の情報をバイヤー目線でお届けします! 今回は知る人ぞ知るアメリカのビールブランドをご紹介します。

アメリカンカルチャーを代表するビールブランド

4月に入っていよいよ春本番。ぽかぽか陽気のもと、そろそろビールが恋しい季節です。というわけで今回はひさしぶりにビールをご紹介したいと思います。

ご紹介するのは「パブストブルーリボン」というビールブランドです。日本ではこれまで一般流通していなかったのであまり知られていないブランドですが、アメリカではバドワイザーやミラー、コロナと並んで有名なビールです。

そんな「パブストブルーリボン」ですが一昨年より正式に日本国内での流通が開始され、ビアパブやダイナーでじわじわと広がりつつあるということなので、この夏注目のビールとして一足早くご紹介しようと思います。
パブストブルーリボン
「パブストブルーリボン」はその歴史も長く、創業は1844年、アメリカのウィスコンシン州ミルウォーキーで設立されました。先述のように日本での知名度はまだまだですが、アメリカでの生産量はトップ5に入るほどの人気ブランドです。低価格帯で安定した味のビール造りに定評があり、アメリカ国内ではトップクラスの販売数をキープし続けています。

そんな人気ブランドにもかかわらず、今まで日本であまり知られなかったのはパブストブルーリボンの掲げるコンセプトがその背景にあります。パブストブルーリボンのコンセプトは“ALWAYS ORIGINAL”。この独自の世界観を維持するためアメリカの他の有名ビールブランドが大手企業の傘下に入る中においても、生産から販売まで一貫して自社管理にこだわってきました。そのためこれまで大手傘下のビールブランドとは異なり、長年にわたり正規代理店のなかった日本ではあまり知られることがなかったというわけです。

しかしこの“ALWAYS ORIGINAL”の世界観が、今ではアメリカンカルチャーには欠かせないコアなビールとしての地位をもたらしました。1986年公開の映画「Blue Velvet」で、今は亡きデニス・ホッパーが演じる荒くれ者が叫んだ “Heineken? Fuck that shit! Pabst Blue Ribbon!(ハイネケンじゃなくて、パブストよこせ!)”という台詞もパブストブルーリボンの人気を象徴するものとして有名です。

他にもアメリカ国内でも最大級のインドア・ミュージックフェスの主催や、シアターの運営など、カルチャーやファッションと密接な関係を築き上げ、今ではストリートの若者をはじめミュージシャンやアーティストなど、様々な層からアメリカンカルチャーには欠かせないビールとして支持されています。

で、やっぱり気になるのはその味わい。というわけでそろそろ試飲タイムといきましょう。

「パブストブルーリボン」を飲んでみた

スタイルはバドワイザーなどアメリカを代表するビールと同じくアメリカンラガーということなので雰囲気的に瓶から直接飲みたいところですが、それでは何も伝えられないような気がしますので、きちんとグラスに注いで飲んでみます。
パブストブルーリボン
グラスに注ぐと色合いはかなりライトな印象。味わいも見た目の通り軽くすっきりとした飲み口で、ごくごく飲めるタイプ。じっくり味わうというよりはのどごしを楽しむタイプのラガーです。

麦芽比率が低いため日本での酒税法上の扱いでは発泡酒になりますが、だからこそのライトですっきりした味わいはバーベキューやキャンプなど野外でのシーンにぴったり。まさにこれからのシーズンにもってこいです。

世の中では濃いめのエール系のクラフトビールが人気の今日この頃ですが、フライドポテトやハンバーガーなど、ちょっとジャンクな料理に合わせるならやっぱりライトなアメリカンラガーは外せません。今年の夏はキンキンに冷やしたパブストブルーリボンで家飲みをお楽しみください。
 

パブストブルーリボン【商品概要】

  • 生産地:アメリカ
  • 原材料:麦芽、コーン、ホップ
  • アルコール度数:5%
  • 容量 / 容器:355ml / 缶
  • 輸入元:ファイアーワークス
  • 参考小売価格:328円(税抜)

※記事の情報は2021年4月5日時点のものです。
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