イタリア人の食卓訪問! マンマの家飲みおもてなし(2)
我が子が急に友人を連れて帰宅。こんな場面にもあわてず、愛情たっぷりの料理でもてなすイタリアのお母さん。前回に引き続き、マンマの家飲みおもてなしレシピをご紹介します。
![メインビジュアル:イタリア人の食卓訪問! マンマの家飲みおもてなし(2)](/sites/default/files/common_mainimg/8086_00-min.jpg)
おもてなしの基本は、種類の違うチーズを常備しておくこと
「チーズをうまく使うことね」
なるほど、保存食でもあるチーズは日持ちがするし、もちろんそのままおつまみとして出せます。だから、普段から買い置きを切らさないそうですが、それなら我が家も同じ。チョイ飲みのつまみとして、いつも何かしらのチーズが冷蔵庫にある気がします。しかし、マンマの活用法は、その上を行っておりました。
「いくつか種類の違うチーズを揃えておくのよ。例えば、クリームチーズ、ブルーチーズ、ハードチーズ、フレッシュチーズといった具合に分けて。そうすれば、それらを組み合わせていろんな料理に使えるのよ」
さすがです。そこまで考えてチーズを買っていませんでした。チーズの活用法が頭に入っていれば、それだけでおつまみのバリエーションが増えるというもの。そこで今回は、チーズを上手に使った簡単パスタを教えていただきました。
今日ご紹介するのは「4種類のチーズのペンネ」。イタリア語で「クアトロ・フォルマッジ」と言いますが、これはよくピザのメニューで見かける名前。実は、パスタにも応用できるのです。
クアトロ・フォルマッジの作りかた
![5人分の材料](/sites/default/files/styles/news_contents_img1/public/article_img1/8086_01-min.jpg)
材料
- ペンネ 400g
- 牛乳 200ml
- ゴルゴンゾーラ 120g(または他のブルーチーズで代用可)
- エメンタール 100g(または他のハードチーズで代用可)
- タレッジョ 80g (または他のウォッシュチーズで代用可)
- 粉にしたパルミジャーノ(パルメザンチーズ)
- バター 30g
- 塩
- コショウ
![フライパン(テフロン加工のものが良い)に材料をすべて乗せます](/sites/default/files/styles/news_contents_img1/public/article_img1/8086_02-min.jpg)
![濃厚なソースになるまで火を通します](/sites/default/files/styles/news_contents_img1/public/article_img1/8086_03-min.jpg)
![マンマ・エレナから料理の腕を受け継いだ娘のクラウディアさんの手際も、実に慣れたもの](/sites/default/files/styles/news_contents_img1/public/article_img1/8086_04-min.jpg)
![湯を切ったペンネをフライパンのソースに絡めます](/sites/default/files/styles/news_contents_img1/public/article_img1/8086_05-min.jpg)
![「この濃厚なソースには、ややコクのある赤ワインが合うわよ」とは、マンマ・エレナのアドバイス](/sites/default/files/styles/news_contents_img1/public/article_img1/8086_06-min.jpg)
「このチーズのソース、温野菜にかければ、チーズ・フォンデュのように食べることもできるわ」と、マンマ・エレナのアイデアは尽きることなし。もはや虜になった僕は、「次は何を食べさせてくれるの」と厚かましくなるばかり。そんな僕の、想像をはるかに超える家飲みメニューが! 次回もお楽しみに。
※記事の情報は2018年1月23日現在のものです。
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