【納豆おつまみ】納豆パワーで高タンパク&ヘルシーな家飲みを!

ねばねばがおいしい発酵食品「納豆」。タンパク質や鉄分、カルシウムのほか、ナットウキナーゼという納豆独自の栄養素も含まれています。そんな納豆を1パック丸ごと使ったおつまみを3品ご紹介します。

ライター:庄司 いずみ庄司 いずみ
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納豆1パックに牛肉45g分のタンパク質!

こんにちは! 野菜料理家の庄司いずみです。

この連載では、野菜でつくるギルトフリーなベジつまみを紹介していますが、今回はちょっとスペシャル。納豆を取り上げます!
納豆
私はふだんヴィーガンの料理を紹介していますが、ヴィーガン料理というと「野菜だけ」というイメージでしょうか。

実は、そうではないんです。

豆腐や厚揚げ、高野豆腐など、大豆の仲間は日本の食卓にはお馴染みですよね。 大豆製品はいずれも植物性で、ヴィーガン料理の強い味方。納豆もそのひとつです。

納豆はおいしいだけじゃなくて栄養もすばらしい。

まずタンパク質が豊富です。なんと、納豆1パック(45g)に牛肉肩ロース45g分のタンパク質が含まれるとか。

さらに鉄分やカルシウム、ビタミンB群、ビタミンEなど、体を整える栄養素がたっぷり。

また、納豆ならではの成分、ナットウキナーゼや発酵パワーは免疫力の維持にも役立ちます。

そんなすぐれた納豆を、ごはんにかけるだけじゃもったいない! というわけで、おつまみにも使っちゃおうというご提案です。

納豆おつまみ①|納豆のポテトサラダ

納豆のポテトサラダ
こちらはポテトサラダ。

いつものようにじゃがいもを蒸したり、茹でたり、レンジでチンしてマッシュします。そこに納豆を混ぜるだけで、ねばねばがオツな、納豆ポテサラが出来上がりです。

これ、ビールにも酎ハイにも日本酒にも合うんです。

長ネギは素揚げして風味をつけていますが、面倒なら刻みネギでもOKです。
 

●納豆のポテトサラダ(2~3人分)

材料

  • ▼(A)   
  • ・じゃがいも 200g(茹でてつぶす)
  • ・オリーブオイル 小さじ1
  • ・昆布茶 小さじ1/2
  • ・豆乳 小さじ2
  • 長ネギ 20g(小口切りで水にさらす)
  • 納豆 1パック

作り方

  • (A)の材料を混ぜ合わせる。
  • 揚げ油を熱して長ネギをこんがりと素揚げにする。
  • ②の油を切り、熱いうちに①に加えて混ぜる。
  • 納豆を混ぜ込んで盛り付ける。

納豆おつまみ②|納豆入り春雨炒め

納豆入り春雨炒め
お次は春雨との炒めもの。

チャプチェ風というのでしょうか。普通はひき肉を入れるところを納豆で! 

ボリュームありますが、とてもヘルシー。これもビールにも、日本酒にもよく合います。
 

●納豆入り春雨炒め(2人分)

材料

  • ごま油 大さじ1
  • 長ネギ 30g(斜めうすぎり)
  • 春雨 40g(もどして3等分に切る)
  • しょうゆ 小さじ2
  • 大さじ2
  • 納豆 1パック

作り方

  • ごま油を熱して長ネギをいため、長ネギがしんなりしてきたら春雨を入れる。
  • しょうゆと酒で味をつける。
  • 納豆を混ぜ込んで盛り付ける。

納豆おつまみ③|納豆のとろろ焼き

納豆のとろろ焼き
最後はちょっと手をかけて。とろろと合わせたお焼きです。

手をかけると言っても、すりおろした山いもにネギと納豆を混ぜ、こんがり焼くだけ。簡単ですが、とろとろおいしく最高のおつまみです。

熱々でビールに、もちろん日本酒に。ねぎを玉ねぎにチェンジし、オリーブオイルで焼いてレモンを搾れば白ワインにも合いますよ。

ぜひお試しくださいね。
 

●納豆のとろろ焼き(2人分)

材料

  • ▼(A)   
  • ・山いも 100g(すりおろす)
  • ・長ネギ 5センチ(小口切り)
  • ・納豆 1パック
  • ・塩 小さじ1/4
  • 適量
  • ▼(B)   
  • ・しょうゆ麹 大さじ1
  • ・酢 大さじ1

作り方

  • (A)を混ぜる。
  • フライパンに油を熱し①の種を一口大ずつ落として焼く。
  • ①を皿に盛り、混ぜた(B)を添える。
※記事の情報は2021年5月20日時点のものです。
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