サクふわ食感のコツを伝授! もずくの天ぷらの作り方〈家飲みおつまみレシピ〉

沖縄の郷土料理「もずくの天ぷら」。シンプルな素材の味をお好みの塩と一緒に楽しむ、泡盛や焼酎にピッタリのおつまみです。美味しさのヒミツは、ふわっと軽い衣の食感! このレシピのポイントを押さえれば、冷めても美味しいサクふわ食感の衣が簡単に再現できます。ぜひお試しください。

ライター:いのうえ陽子いのうえ陽子
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もずくの天ぷらを美味しく作るには?

アツアツはもちろん、冷めても美味しい「もずくの天ぷら」。ふかふかの衣と、コリッとしたもずくの歯ごたえが生み出すコントラストがユニークな沖縄の郷土料理です。

もずくの天ぷらを美味しく作るコツは、衣を軽く仕上げること。水気を減らし、薄力粉からねばり気の原因となるグルテンが発生するのを最小限にとどめるのがポイントです。押さえるべきは以下の3点!

Point1.卵は卵黄のみ使用する
卵白には泡立つ性質があり、ほぼ水分でできています。衣には卵黄のみを使うことで、水っぽくならずにさっくりと軽い仕上がりになります。

Point2.薄力粉はふるいにかける
薄力粉をふるいにかけることで結びつきが弱まり、グルテンが発生しにくくなります。

Point3.薄力粉を混ぜすぎない
グルテンの発生を防ぐため、混ぜる作業は最小限に。衣を作るときは、すべての材料の最後に薄力粉を入れ、さっくりと簡単に混ぜ合わせます。

これらのポイントを守って、ふわっと美味しいもずくの天ぷらを作りましょう!

もずくの天ぷらの材料

材料

  • ※6個分   
  • 生もずく(味付けされていない、洗わず使えるタイプ) 100g
  • 生姜 1片
  • ▼衣   
  • ・卵黄 1個分
  • ・水 50ml
  • ・薄力粉 70g
  • サラダ油 適量
  • お好みの塩 適量

もずくの天ぷらの作り方①|下準備

もずく(100g)を適当な大きさに切ります。生姜(1片)は千切りに。薄力粉(70g)はざるでふるってダマをなくしておきます。
モズクを切る

もずくの天ぷらの作り方②|衣を作る

1.ボウルに卵黄(1個分)、水(50ml)を入れて混ぜ合わせ、最後に薄力粉を加えて軽く混ぜます。
衣を作る
薄力粉は必ず最後に加えます。グルテンが発生しないよう、軽く混ぜ合わせる程度にとどめましょう

2.衣に1のもずくと生姜を加えて、さっくりと混ぜ合わせます。
衣にもずくと生姜を加える
あえてタネには下味を付けないことで生姜の風味が生きてきます

もずくの天ぷらの作り方③|油で揚げる

鍋の底から4~5㎝程度の高さまでサラダ油(適量)を入れて熱し、170℃になったら2をスプーンですくい入れます。油に接している面がカリッと固くなったらひっくり返し、両面合わせて3分ほど揚げ、表面全体がカリカリになったら取り出して油を切ります。
油で揚げる
トータルで3分ほどじっくり揚げるため、揚げ始めの油の温度はやや低めの170℃に設定します

もずくの天ぷらの作り方④|完成

器に盛り、お好みの塩を添えたら完成! ふわっとした衣ともずくのコリコリ食感、シンプルな素材の味がうれしいもずくの天ぷら。泡盛や焼酎と一緒にぜひお楽しみください。
モズクの天ぷら完成
※記事の情報は2022年5月27日時点のものです。
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