電子レンジで失敗知らず！ しっとり柔らかい「イカのマリネ」〈家飲みおつまみレシピ〉

火加減の見極めが難しく、茹でると固くなりがちなイカ。電子レンジを使えば、誰でも簡単に柔らかく仕上げることができるんです！ さっぱりとした酸味が心地よい「イカのマリネ」は、フルーティな白ワインにぴったり。ヘルシーで体にもうれしいおつまみを、ぜひお試しください。

ライター：いのうえ陽子いのうえ陽子
メインビジュアル：電子レンジで失敗知らず！ しっとり柔らかい「イカのマリネ」〈家飲みおつまみレシピ〉

イカのマリネを美味しく仕上げるには？

レモン汁やオリーブオイルをベースにした調味液に、イカと色とりどりの野菜を漬け込んだ「イカのマリネ」。このレシピでは、加熱の際に白ワインやカットレモンを加えてイカに風味を付け、最後にディルを合わせることで、より香り高く、白ワインによく合う味に仕上げています。

作業時間は約10分。あとは冷蔵庫で30分間寝かせている間に味がなじみ、ぐんぐん美味しくなっていきます。

「イカのマリネ」をさらに美味しく作るためのポイントは以下の3つ。

Point 1.　‟水分に浸して”レンチンする
イカがひたひたになる程度の水分を加えて電子レンジにかけることで、イカがしっとり柔らかく仕上がります。

Point 2.　加熱後に‟混ぜて蒸らす”
電子レンジでの調理は、自分で火加減調整をする必要がなく誰でも手軽にレシピの再現ができる一方で、茹でるよりも加熱ムラができやすいという特徴があります。加熱後に天地を返すように混ぜ、フタをしてしばらく蒸らすことで、そのムラを極力減らすことができます。

Point 3.　‟正方形で大きめ”の容器を使う
正方形の容器
内容量1100ml（幅156mm×奥行156mm×高さ83mm）、耐熱温度140℃の容器を使用しました
正方形で大きめの容器を使うことで、容器内の空気が大きくまんべんなく対流し、熱が均一に通りやすくなります。このレシピでは、比較的手に入れやすく使い勝手のよい正方形1100mlサイズのポリプロピレン製食品密閉容器を使用しています。

イカのマリネの材料

材料

  • ※2人分
  • 輪切りのイカ 150ｇ
  • 白ワイン 大さじ2
  • 水 大さじ3
  • レモン 輪切りで2～3枚
  • パプリカ（赤・黄） 各25g
  • 紫玉ねぎ 25ｇ
  • ▼（マリネ液）
  • ・レモン汁 大さじ2
  • ・はちみつ 大さじ1
  • ・塩 小さじ1/2
  • ・黒こしょう 少々
  • ・オリーブオイル 大さじ1
  • ディル 4枝

イカのマリネの作り方①｜食材を切る

パプリカ（赤・黄 各25g）、紫玉ねぎ（25g）は、繊維に逆らい2～3㎜幅に切ります。レモン（輪切りで2～3枚）は、いちょう切りにします。
食材を切る
繊維に逆らって切ることで、切った断面からマリネ液が馴染みやすくなります

イカのマリネの作り方②｜加熱する

1．輪切りのイカ（150g）をポリプロピレン製食品用密閉容器にまんべんなく並べ、白ワイン（大さじ2）と水（大さじ3）、①のレモンを加えたら、フタを軽くのせて600Wの電子レンジで1分30秒※加熱します。

※正方形1100mlサイズのポリプロピレン製食品密閉容器での加熱時間です。耐熱ガラス容器や陶器での調理の場合は加熱時間が変わるので、様子を見ながら調整してください。
容器に材料を入れる
2．加熱後にフタを開け、天地を返すように混ぜたら、フタを閉めて1分30秒ほど置き、蒸らします。蒸らし終えたら中身をざるにあけ、水気を切ります。
容器の中身を混ぜて蒸らす

イカのマリネの作り方③｜マリネ液を作る

別のボウルにレモン汁（大さじ2）、はちみつ（大さじ1）、塩（小さじ1/2）、黒こしょう（少々）を入れて混ぜます。はちみつ、塩がしっかり溶けたら、オリーブオイルを少しずつ加えながら泡だて器でかき混ぜ、乳化させます。
マリネ液を作る
乳化させることでとろみが出て、マリネ液が食材にからみやすくなります

イカのマリネの作り方④｜食材を和え、寝かせる

③のマリネ液にイカとレモン、パプリカ（赤・黄）、紫玉ねぎを入れてよく混ぜ合わせます。最後にディルをちぎりながら加えて混ぜ合わせたら、ラップを密着させて冷蔵庫で30分ほど置きます。
食材を和える

イカのマリネの作り方⑤｜完成

皿に盛り付けたら完成です。味の染みた柔らかなイカと、シャキシャキの野菜のハーモニーは絶品！　さっぱりとした白ワインとともにお楽しみください。
完成
※記事の情報は2023年2月24日時点のものです。
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