ほろ苦さが酒を呼ぶ。菜の花が主役のおつまみ3品

緑色が目に鮮やかな菜の花は、香りと味わいをいかしてシンプルなおつまみで楽しむのはいかが? フードライターの白央篤司さんが、旬を味わう菜の花のおつまみレシピ3品(+おまけ)を教えてくれました。

ライター:白央篤司白央篤司
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今月は「菜の花」を使ったおつまみをご紹介します。

寒い時期から出回るものですが、やっぱり2月と3月の間ごろ食卓に出すと「おお、春だね」なんて気分になって、いいものですな。うま味と香りがしっかりある野菜なので、あまりいじらずおつまみにしていきましょう。
 
菜の花を冷水につける
買ってきたらまず、冷水に20~30分ぐらいつけてから使うといいですよ。ハリが出て、みずみずしさがよみがえります。茎の下の部分が硬いようであれば、1.5㎝ほど切り落としてから使うといいでしょう。

1品目|菜の花のペペロンチーノ風

菜の花のペペロンチーノ風

材料

  • ※1人前   
  • 菜の花 70g
  • にんにく 1/3かけ程度
  • 鷹の爪 お好みで適量(ほどよい辛さなら、1/4本ぐらい)
  • オリーブオイル 小さじ2
  • 小さじ2
  • 軽くひとつまみ

作り方

  • 菜の花は5~6㎝幅に切り、にんにくは粗くみじん切り、鷹の爪は輪切りにしておく。
  • フライパンに油をひいて中火にかけ、にんにくと菜の花を入れて1分30秒ほどおいて焼きをつける。
  • 鷹の爪、酒を加えて全体をよく混ぜ、30秒(菜の花の茎が太ければ1分)ほどふたをして蒸し焼きにする。盛りつけて塩をふる。
菜の花、じっくり焼いて軽く焦げめが付くぐらいにするとうまさが際立ち、香りもグンとよくなります。ビールや白ワインと一緒にどうぞ。

2品目|菜の花としらすのナムル

菜の花としらすのナムル

材料

  • ※1人前   
  • 菜の花 70g
  • しらす 大さじ山盛りで2
  • ごま油、醤油 各小さじ1/2
  • 少々(親指と人差し指でごく軽くつまむ程度)

作り方

  • 菜の花は5~6㎝幅に切ってざっとぬらし、耐熱容器に入れて500Wレンジで2分加熱する。粗熱がとれたら軽くしぼる。
  • ボウルに①、しらす、ごま油、醤油、塩を入れてよく和える
日本酒や焼酎、あるいは日本ワインのアテにぜひ作ってほしい1品、塩のかわりに塩昆布を入れるとさらにアテっぽい味わいになります。ここに薄切りにしてゆがいた蓮根なんて加えると、さらに洒落たつまみになりますよ。

菜の花、ゆがいて使ってもいいんですが、私は軽くぬらしてレンチンでやっています。いちいちお湯沸かさなくてもいいし、栄養も逃げないので。

3品目|菜の花のジョン

菜の花のジョン
ジョンとは肉や野菜などに小麦粉と溶き卵をつけて焼く韓国料理です

材料

  • ※1人分   
  • 菜の花 60g
  • 1個
  • 植物油 大さじ1
  • 小麦粉 少々
  • 酢醤油、いりごま 適量

作り方

  • 菜の花はざっとぬらし、耐熱容器に入れて500Wレンジで2分加熱する。粗熱がとれたら軽くしぼり水気をふく。全体に薄く小麦粉をつけておく。
  • ボウルなどに卵を入れて溶き、①を入れて全体に卵液をまとわせる。
  • フライパンに油をひいて弱めの中火にかけ、菜の花2本程度ずつをまとめて入れ、両面を1分程度焼く。うつわに盛って、酢醬油でいただく。
菜の花、卵とも相性がいいんです。菜の花の茎が太ければ半分に切って作ってください。好みのぽん酢でもいいし、あるいはケチャップでも。お酒は選びませんが、私なら味濃いめの日本酒が欲しいかなあ。

おまけ

ツナとマヨ和え
軽くぬらして500Wレンチン2分の菜の花、刻んで、ツナとマヨ和えにして黒こしょうきかせてもいいつまみになりますよ。菜の花はマヨとの相性もいいんです。このままパンにはさんでもおいしい。

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野菜のつまみは胃に軽くていいですよね。そしてじきに3月、春本番もすぐにやってきそうな感じ。季節の変わり目は体調を崩しやすいのでどうか皆様、お気をつけて。

また来月、お目にかかります。

※記事の情報は2023年2月27日時点のものです。
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