【オリジナル担々麺開発秘話②】
本格タイプは意外にシンプルだった!

本格担々麺といったからにはお店を超える味を!と取り組んだレシピ開発。まず、肉みそは甜面醤などを加えインスタント麺とは違うレシピになっています。キモになるスープはラーメン店のように、練りごまなどで作った「合わせごまダレ」に鶏がらスープを注いで作る方式にしました。
練りごまをたっぷり使った「合わせごまダレ」。ここに鶏がらスープを注ぐ
練りごまをたっぷり使った「合わせごまダレ」。ここに鶏がらスープを注ぐ

味の決め手となるのがこの「合わせごまダレ」。酸味、甘味、辛味のバランスを保ちつつ、ごまの風味を活かすことが大切で、その調整には苦労しました。酸味としてお酢を加え、濃厚ながらも食べ飽きないすっきりした味わいにしました。そして、甘味には砂糖やはちみつなども試しましたが、コクと甘さがほどよく、練りごまともよく合ったのがコンデンスミルク(練乳)でした。そう、イチゴにかけるアレです。コンデンスミルクが隠し味となり、全体がなじみまとまりのいい味になりました。味の調節ができるように辛さはやや控えめにし、シンプルな配合にしたのもポイント。一口食べると濃厚なごまの風味を感じ、そのあとから辛さがやってきます。まろやかな中にもしっかりと辛さがあり、これぞ本格!という逸品になりました。家飲みごま部の自信作です!
 

\ 決定! /
家飲みごま部の自信作! 濃厚ごまの本格担々麺

濃厚ごまの本格担々麺
辛さを調節できるから、マイルド派も激辛派も満足できる!

材料

  • (1人分)  
  • 中華麺(細め) 1玉
  • 豚ひき肉 70g
  • ごま油 小さじ2
  • ▼A  
  •  ・甜麺醤  小さじ2
  •  ・酒 小さじ2
  •  ・しょうゆ 小さじ1
  • 250ml
  • 長ねぎ 30g
  • 鶏がらスープの素 小さじ2
  • ▼B(合わせごまダレ)  
  •  ・白ねりごま 大さじ2
  •  ・しょうゆ 大さじ1
  •  ・練乳 小さじ2
  •  ・ごまラー油 小さじ2
  •  ・米酢 小さじ1
  • 金すりごま 大さじ1
  • ごまラー油 適量

作り方

  • 長ねぎは長さを半分に切り、外側は白髪ねぎ(10g)に、内側の芯は小口切り(20g)にする。
  • 肉みそを作る。フライパンにごま油を入れて熱し、豚ひき肉を加えて炒める。 色が変わったらAを加えてさらに炒める。
  • 器にBを入れる。
  • 鍋に①の小口切りの長ねぎ、水、鶏がらスープの素を入れて沸騰させる。
  • 別の鍋にお湯を沸かし、中華麺をパッケージに記載されている時間通りにゆでる。
  • ③に④のスープを注ぎ、⑤の麺を入れて、②の肉みそをのせ、①の白髪ねぎ、金すりごま、ごまラー油をかける。

「おウチ担々麺レシピ」いかがでしたか? インスタントバージョンも本格バージョンも、ごまの風味やコクをしっかり生かすのが美味しさの最大のポイントです。ぜひ皆さまも今回ご紹介した決定版レシピでお楽しみください!


※記事の情報は2019年4月25日時点の情報です。
  • 1
  • 3現在のページ