うまいもの王国“やまがた”。ガストロノミーな田舎が始まる

『さけ通信』は「元気に飲む! 愉快に遊ぶ酒マガジン」です。お酒が大好きなあなたに、酒のレパートリーを広げる遊び方、ホームパーティを盛りあげるひと工夫、出かけたくなる酒スポット、体にやさしいお酒との付き合い方などをお伝えしていきます。発行するのは酒文化研究所(1991年創業)。ハッピーなお酒のあり方を発信し続ける、独立の民間の酒専門の研究所です。

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さけ通信

数日前に今年も山形の知人から“さくらんぼ”が届きました。少しオレンジがかった明るい赤色はつやつやで、いただく度に贈ってくれた方の顔を思い浮かべ、じきに梅雨が明けるなあと夏の始まりを予感します。春を告げる神戸のくぎ煮や静岡の桜エビなど、旬がはっきりしている特産品があるのは少しうらやましいですね。
名物にうまいものなしと言いますが、山形の名物はうまいものばかり。地域ごとに独特の漬物があり、地元のスーパーにはびっくりするほど広い漬物売場。そのなかでも尾花沢の「ぺちょら漬け」は好物で、あとから追いかけてくる唐辛子の辛さは酒の肴にピッタリ。酒はもちろん山形の酒、ワインもおいしく、欧州で注目されているガストロノミーな田舎町は日本では山形から始まりそうな予感がします。

 

IWCのSAKE部門が山形で開催

この春、山形に世界中から60名のSAKEのプロフェッショナルが集まりました。最大のワインコンテストのひとつIWC(International Wine Challenge)のSAKE部門の審査会が山形で開催されたのです。ロンドンを拠点とするこのコンテストが日本で開催されるのは、東京、兵庫に続いて山形で3回目、吉村美栄子 山形県知事の強力なリードのもと山形県内の酒蔵が団結して招聘したのでした。

▲トロフィーを受賞した酒蔵が、吉村知事と大会主催者と壇上に集合。山形県の酒蔵の入賞が目立ったが、厳正な審査の結果だ
▲トロフィーを受賞した酒蔵が、吉村知事と大会主催者と壇上に集合。山形県の酒蔵の入賞が目立ったが、厳正な審査の結果だ

全国の酒蔵から1000点を超える酒が出品され、専門家がブラインドで審査し、部門ごとに金・銀・銅の賞が授与します。そのなかでTOPの成績だったものに与えられるのが最高賞「トロフィー」。5月18日に山形市で開催された授与式では、受賞した蔵元たちが満面の笑みを浮かべていました。山形の酒蔵からの受賞も多く、その実力ぶりがうかがわれました。このコンテストには長期熟成酒や大吟醸酒などの高価な酒だけでなく、リーズナブルな普通酒の部門もありクラス毎に良質な酒が表彰されます。結果はこちらでご覧ください。

審査会の前後には県内各地でチャリティ試飲会が開催され、審査員たちは県内の名所や地元の食材を使った料理を堪能、帰国してからは山形の観光PRの役目も果たしてくれることでしょう。

▲受賞酒はこちら。リーズナブルな主力商品で受賞した酒蔵は、「地元のお客様向けの商品が評価されたことは本当にうれしい、社員全員の励みになります」と感無量の様子だった
▲受賞酒はこちら。リーズナブルな主力商品で受賞した酒蔵は、「地元のお客様向けの商品が評価されたことは本当にうれしい、社員全員の励みになります」と感無量の様子だった
▲授与式のランチパーティでは山形の食材と入賞酒が提供された
▲授与式のランチパーティでは山形の食材と入賞酒が提供された

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